伝説の『すた丼』を作ってみた

哀愁のイナカ町富士宮に雪が降る…
って雪さえ滅多にお目にかかれないこの町では、都会の友人たちが愉しんでいる名物外食もジブンで作るしかないのだ。


「ガッツリとイキましたー♪」
などとブログやミクシィでその雄姿を見る度に(あぁ、一度ボクも食べてみたい)というヨクボーがムラムラと湧き上がっては尚一層の悲しみが止まらないのである。
しかしいつまでもメソメソしていてもシカタがないし、首都圏に行くコトがあってどこかで食事をするにしてもこの選択はないだろう…と云う基礎テキ事実が
「ん〜なら作って喰えばいーじゃん♪」
という明るい結論を導き出したのだ。
ネットで検索してみれば“すた丼レシピ”などいくらでも出てきて、チョロッと見では(ベツにそんなにスゴいもんでもないじゃん)なのである。お店で食せば火力とか食材の違いでソコならではのエクセレントな美味しさがあって、だからこそ支持され人気があるのだろうがコッチはしょせん家庭料理の延長だ、フンイキだけパクらせていただいて楽しめればいーのである。
公開されているレシピでは豚バラ肉をいったん茹でるというものが多く、ヨケーな脂肪分を落としてサッパリしながらもコクのある味わいを演出しようというネライだろう。ホントに茹で切ってしまうと肉はパサつき旨味も飛んでしまうのでボクは得意の“低温ボイル”というテクニックで柔らかさと旨味のキープを両立させるのね。
コレは70℃くらいのお湯でニクをゆっくり加熱してやる方法で、アクや余計な脂肪は溶け出てもニク本来が持っている美味しさを失わないヒミツのレシピなのである。
アトはニンニクや生姜を効かせた醤油タレを作って根深ネギと一緒に炒めてやるだけだ。ある意味予想通りの味だが、期待以上に旨いドンブリだった。ウ〜ム、コレなら何度でも食べてみたい味である。
最近お店では“ホエー豚”などという質の良い豚肉の使用を始めたようで、ジューシィで柔らかな脂の旨味を堪能できるのだろう。次回はボクもこの富士山麓のブランド豚肉でも買ってきて試してみようかな、と思っている。
タレもいっぱい作っちゃったしさ…




伝説のすた丼(株式会社アントワークス)
http://www.antoworks.com/




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今朝の富士山
ミョ〜に冷え込むと思ったら、やっぱり冠雪が広がっていましたね

5:23AM




陽が昇るとよく見えるようになりました

5:58AM, November 03. 2009. @Fujinomiya-City