タレがキモかな『ソースチキンかつライス』

友人のブログトップを飾るソースかつ丼の写真を見ていたらムショーにソレが喰いたくなってきて「お〜し、いっちょ作ったろか!」と決意してしまった。
えへ、豚肉は薄切りばかりだけど例の廉売鶏ムネ肉はまだまだいっぱいあるのだな。


かなり前の話だがソースかつ丼で失敗したコトがあった。コロモにソースがよく絡んだ方が美味しいと思い、中濃ソースにウスターで濃度調節をしてやってみたものはショッパくて食べ終えるまでにかなりの忍耐を必要とした。ソレ以来ソースかつ丼にニガテ意識が生じてしまったのか、ちょっと遠ざかっていたのである。
ところが前述の友人に誘われて行った秩父小鹿野わらじかつ丼はサラリとした食味に和のテイストが漂う逸品、なかなかに衝撃テキな出会いなのであった。以来ボクはそのお味をマネゴト風研究に勤しみ、ようやく近いモノを再現出来た次第だ。
といってもご当地で提供されているような深い味わいではないが、まぁソレナリに家庭でもフンイキを楽しめる…という程度のものだ。確かに試行錯誤はしたが結局単純なレシピに行き着いたのでご紹介しようではないか。
ザルソバのツユとウスターソースを1:1で合わせるだけである。な〜んだ…なのであるがコレがまた美味いのよ。揚げたてのカツをこのソースにジュッとドブ漬けしチャッと汁気を切ったらトンと丼ゴハンに乗せてやるだけだ。
ゴハンにシミてゆくこのソースと揚げ油がまた食欲をズンズン増大させてゆく。アッサリした鶏ムネのカツだったのでたっぷり食べたくて“かつライス”にしてしまったが、肉厚でお味も濃いトンカツの場合はドンブリの方がいいかも知れない。
いづれにしてもタマゴでとじたカツ丼とはまた違ったお楽しみは、思い出してはググッと来てしまう料理なのである。




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梅の花は散り、もう新芽が出始めています



Afternoon, March 18. 2010. @MyGarden