極上まぐろ油漬『ツナサラダ』

コドモのころは“ツナ”や“シーチキン”などといったヨコ文字系のシャレたネームではなく「マグロの油漬」と呼んでけっこーな高級品だった記憶がある。またチャンクやフレークではなく堂々とソリッドブロックが缶詰になっていてキャベツの千切りなどにドーンと開けて食せばソレだけでリッパなひと品であった。

ツナは正式な英語だがシーチキンは清水にある“はごろもフーズ”の登録商標で、いわゆる和製英語というものだ。しかしあまりに当を得たネーミングで準標準語化しているジジツはたいしたものだし、この缶詰の普及にも一役かったのではとニッポンの食文化向上の功労賞を差し上げたいくらいである。
先月カツヲを食べに焼津に行った折に焼津漁協が直営するショップで見つけたツナ缶はビンナガ鮪を使った伝統&本格テキなものであった。

もちろんマグロの身肉はソリッドで綿実油に漬け込んだ最高級品、ひと缶で安売りのチャンク缶が3つほど買えるお値段だが、そのお味は食してみればスグに判る差がある。
滑らかな舌触りとマグロのいい風味がピュアな味で料理をグレードアップしてくれる。本家のはごろもフーズさんでも“ファンシー”という商品名でソリッドものを販売してるが、ケチなボクはなかなか購入の勇気が持てず鬱憤が溜まっていたところだったのでヨロコビもひとしおだ。
サスガに焼津漁協ツナコープだ、お値段も控えめにしてある。そして缶のデザインも鮪の伝統漁法の絵をフィーチャーしてあり、この点も大いに気に入っている。




ヤイヅツナコープ
http://www.yaizu-gyokyo.or.jp/tun_gyomu.asp

静岡県焼津市鰯ヶ島136-26 うみえーる焼津1F
TEL=054-629-7388 FAX=054-629-7394
ACT=09:00-18:00 無休
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ネギしか入ってないじゃん… っていいのよ、ソレでも