鳴門わかめラーメン

農民市場には北海道雄武町の海産物コーナーがあるがソレとは別に “鳴門わかめ” がド〜ンと積まれて販売されていた。

常時置いての販売ではなくナニかの拍子にスポット仕入した商品だろう、なくなったらオシマイのお買い得品だ。湯通しワカメを塩蔵したものなので流水で塩抜きしてやればそのままお刺身ワカメとして食べられる…という便利な食材、コイツは買わないテはないよ、と一つ購入してきた。
鳴門のワカメは徳島に行った帰りの淡路SAで二度ほど購入し、その美味しさは既に知っている。特に神戸の知人が教えてくれた“灰干しワカメ”は素晴らしい味で、扱いはやや厄介だが保存食としてはコレに勝るモノはないと思っている。
塩蔵品は食味ではやや劣るものの何と言ってもお手軽に使えるというところが有難い。東日本では三陸ワカメが流通の主体でなかなか鳴門モノに出会うコトはなく、こうしてたまたま購入出来たのはラッキーなのであった。
早速塩もみ胡瓜と一緒に簡単な酢の物にして楽しんだが「待てよ、フレッシュな新タマネギもあることだし…♪」とラーメンにトッピングしてみた。なんとなく “悲しみの淡路玉葱ラーメン” が脳裏をかすめたりもるが、ソレは過去のホロ苦いような甘酸っぱいような懐かしい思い出なのであって淡路島のタマネギに罪はない。
そんなことよりサスガに鳴門ワカメなのである。熱いラーメンのスープに浸ってもズルズルとしてしまうようなコトはなく、プリッと引き締まった食感と豊かな潮の香り、優しく滲み出てくる旨みが何ともいえず美味しい。
旬の春に現地で採りたての生を食してみたいものだが、ソレは近くに住む者でなければできない楽しみなのだろうな…




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