ニッポン麺ロードの起点『五島うどん』

長崎からやってきた『あごだしうどん』にえらく感銘を受けてしまったエロおやぢはタテ続けに彼の地のうどん購入に走るのである。

なにしろニッポン三大うどんのひとつと言われるモノであって、コレを外して“うどんのなんたるや”を語るなんてのは恥ずかしいコト、蛮行なのである。
そして肉人としての諸活動に勤しむ八王子の御大も過去にこう語られている。
「20年前に五島列島福江島で初めて食べ、えらい衝撃を受けました。関東vs関西のうどんのツユ論争なんて、そんな2極論的な話は無意味だと悟りました」
なるほど、ジツに五島うどんLOVEな人生なのだな。
その『五島うどん』は遣唐使の時代に五島列島に伝わったとか、元寇の役に捕虜となった中国人が教えた…など諸説頻々ではあるものの大陸からの伝承食文化ということに間違いはないようだ。五島列島は本土に一番近い遣唐使の寄港地で東西文化の重要な中継点、ニッポン麺ロードの起点となって各地にこの麺文化が伝播していった、と見ていいだろう。

これでいちおう三大うどんは制覇したことになる。讃岐・稲庭そして五島、いづれも捨て難いお味であって日常テキに食しても飽きることなくそのお味を堪能できるに違いない。しかしココに名古屋の“きしめん”もナカマに入れてもらいたいなあ、ボクはけっこースキなんだけど。上州のうどんも美味いものが多いのね、“おっきりこみ”なんて山梨の“ほうとう”を彷彿とさせるものを持っていて美味いものである。あ…そうそう、三重の“伊勢うどん”ってヤツねぇ、あれだけはちょっとパスかな。決してマズいもんではないのだけれど、もーいーやってカンジね。
そう言えば加賀藩献上御用うどんとしてその名を馳せる“氷見うどん”、これだけが未体験。う〜む、富山かあ…知り合いもいないしなあ…ネットでポチ買いするのもなんだかシャクだし、まあそのうち物産展などで出会うコトもあるでしょ。
さてこのうどんのパッケージを開封してみて驚いたのはその麺の細さであった。以前に食した五島うどんは半生麺だったので(稲庭くらいの細さかな…)くらいにしか反応しなかったが。完全な干麺のコレはボクが通常使用しているイタリア製パスタ(直径1.7mmのスパゲッティー)とほぼ同じ、そうめんまではゆかないが冷や麦くらいの太さはあるだろう。


あぁ、それにしても…というかソレ故にと言うべきか美味いうどんである。干麺だけをテに入れたのでダシつゆは自前で準備したが、せっかくの五島うどんを台無しにしないようにアゴだし系の淡口ツユを作って丼にはる。しかし具がワカメでは前回と同じになってしまい“能なし”と揶揄されるのを恐れキツネにした。
ホントはネギだけで食すのがイチバンその実力がハッキリ現れる…ということは解ってはいたが、美味いもんは美味いのでコレでもいいのである。


長崎県五島手延うどん振興協議会
http://www.goto-tenobeudon.jp/





ポチッとクリックで応援をお願いします

東北地方太平洋沖地震義援金
あなたが今スグできること…
http://volunteer.yahoo.co.jp/disaster/list/0047.html





今朝の富士山
ようやくお姿拝見です
降り続いた雨もあがり、青空も見えてきました



8:10AM, April 30. 2011. @Fujinomiya-City










う〜様
こんにちは! 「かんころ餅」って食べたことないっス…
いもベースでつか、素朴で美味そうでやんすね(o^∀^o) コレも九州物産展に期待するしかなさそーです(笑)
うどんって寒い地方が主体の食べ物だとばかり思っていましたが、ちゃんぽんや中華で有名な長崎でこんな素晴らしいものがあるとは意外でした。気取らずに食べられる上質…っていいですね!



元ルーさん
朝は冬の富士山に戻ったかな…みたいに思えたのですが(´・∀・`)
おはようございます! 夕方にはご覧の通り、夏富士にどんどん変化しています。びっくりするほどの強風が吹き荒れていましたけどね!
細めでツルっとしていてコシもある…いいカンジのうどんです♪ やっぱりこーゆー麺には西の淡口のダシつゆがよく合いますね。
ラーメンも(醤油味では)澄んだスープのお店が少なくなりましたね、テマヒマかかりますから(笑) 



6:05PM





6:07PM, May 30. 2011. @Fujinomiya-City