鴨葱テキ好都合で開始した『みそおでん』

毎週月曜日の夜にBS-TBSで放映される吉田類さんの「酒場放浪記」を楽しみにしている。単なるグルメ番組ではなく酒呑みの嗜好に特化した料理の紹介というところが嬉しいし、その土地の民俗風習・旬・文化・歴史・伝統といった食文化のエッセンスを感じ取ることができるのも素晴らしい。
首都圏が中心だが時折地方へ行っての取材もインサートしてあってコレもまた毎回ウンウン唸りながら視聴している。先日その中で名古屋の某酒場で提供されていたひと品にググッと心惹かれてヤル気になってきていたのね。

その料理とは豆腐やコンニャクにダシ汁を煮含ませ、彼の地の名物“八丁味噌”で仕上げるという所謂“名古屋流みそおでん”なのであった。ちょいと甘辛い八丁味噌がシミたおでんは色ツヤもよく、熱燗と交互にクチに運ぶ吉田氏はジツに満足げな表情をしているではないか。あぁボクも食べたい!食べたいったらありゃしない!熱燗は某理由により絶望テキだけど、とにかくソレでハフハフしてみたいじゃないの!
と思っていたところに知人から抜きたて大根をいただいた。コンニャクやタマゴはあるけれど、大根は農民市場に買いに行かなくっちゃウチにはないんだよなあ…と思っていたところだった。まさにカモネギ状態、渡りに船、闇夜に提灯なのである。しかも採りたて極上の大根は当然のことながら葉っぱもそのままでシャンとしていて、こーゆーものを捨ててしまうバカの気が知れない。いや捨てるからバカなのだな。こいつは刻んで茹でて味噌汁の具だ。
大根の上半身は甘みが強いと言われているので後日予定している“秋刀魚の開き灰干し”を食す時のために温存しておこう、煮物なら下半身でも上等だ。う〜むニンゲンのオンナ下半身なら「上等だ」などと蔑んだ物言いはしないけど、物言わぬ大根は差別されても無表情におとなしく従ってくれるので可愛いよね。
タマゴを茹でたり自家製のコンニャクや大根を下茹でしている間に味噌地を作ろうと冷蔵庫からカクキュー岡崎八丁味噌を取り出して愕然とした。容器が異常に軽いのである。あら…そういえばけっこー前にシジミの赤だし味噌汁をしたときにかなり使っちゃってたよな。う〜む、ボクとしたことが迂闊であった、其の分量だとたっぷり作ってどっぷり漬けてクツクツ煮込むって芸当が出来ないではないか…
仕方がないので普段使いの味噌と合わせてダシ味噌を作り、おでんにダラリとかけて食すスタイルに変更だ。名古屋流は遠ざかってしまったけれどもコレだってかなり美味いのよ。ちょっと上品すぎたけどね。




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今朝の富士山
寒々しい空模様でして…
斑に散在する冠雪も山頂付近は復活の兆し



6:48AM





6:49AM, November 29. 2011. @Fujinomiya-City











かぶちゃん
おでんです! あ〜間違えた…おばんです!(笑)
八丁味噌を知ったのは静岡に帰って来てしばらくしてから。当家ではフツーの白みそ系のものに柚子を加えて「柚子みそ」にしてましたね、母君のお味です。
あぁ、でも生姜をいっぱい入れたヤツも美味そう♪ 釧路の名店「ろばた」の『イカのポンポン焼』にはそんな生姜味噌が詰まってましてね、アレは美味かったなあ…(遠い目)
ん〜、そいつと熱燗で一杯飲りたくなってきたべさ(≧∇≦)b



元ルーさん
いいなあ…海水浴場。釧路ってそーゆーのは無かったのよ(;´Д`)ノ
おはようございます! だから海水浴って静岡に帰って来てから。オトナになってからですからね、泳ぎよりビール飲んでギャルウォッチが目的さ(笑)
今はどうなんでしょうね、道東のコドモって泳げないコが多かったなあ。そのかわりみんなスケートは上手かった。
ルノー・ウィンド楽しそうですねえ、そんなに所有したいとは思いませんがそのテのクルマでないと得られない快感は年に何度かは欲しくなります。
そうそう、先日シブい茶色のMG-Bを見ましてね…いいな〜♪って。昔乗ってたんですよ、20代の頃。ソリッドカラーのブルー、内装がタン&ブラック、フロントワイパー三本のお洒落なクルマでした。