Lovely Pork from Canada で『豚ロースの生姜焼』

オマエはそのスーパーの回し者かっ! いえ、けっしてそんなつもりじゃないんですけどね、たまたまこーなっちまった…てなワケでして。まあ平素日常テキに利用しているのは確かなので、露出する確率が高いのは当然の成り行きか。

同じ廉売でもその下げ幅の大きいのは輸入ニクなのであって国産ポークの場合は安くても¥98/100g、このように¥78/100gといったものはカナダかUSAものだ。これが中国産だったらどんなに安くても買わないだろう、欧米への偏った信頼かも知れないが中国に於ける食品製造の実態事実を知る者ならば君子でなくとも危うきには近づかないのである。
おっと、脱線しかかりですね…元へ。
さて、商品ラベルには「焼肉または生姜焼にて食せ」と書いてある…違う!そーゆーイミじゃない、あくまで調理の一例にすぎないのであって購入者の恣意に委ねられているのだが、昨今思考能力の下落したエロおやぢはメンドでメンドで仕方がないのでその通りに使うのである。

ヤキニクは焼肉屋さんで喰った方が美味いのでフライパン調理の家庭に於いては焼くと煮るをミックスしたような生姜焼に分がある。生姜焼と決まればあとはキャベツの千切、ポテトサラダ、マカロニかスパゲティーのケチャップ炒めが付け合わせの“三種の神器”だ。
まあキャベツはいいとしてポテサラとパスタをガロニとして据えるのはいったい誰が考案したのだろうか。豚肉の生姜焼自体は中華料理と和食をミックスしたような存在なのでソレっぽく仕上げりゃいーじゃんとも思うが、よく考えると中華料理にはメイン食材にちまちまと飾りのように副菜を添えるといった皿はなくド〜ンと一発勝負のみなのだな。強いて言えばテーブル全体が皿のようなものなので、メイン皿の周囲に副菜の皿を並べればスケールのデカいテーブル皿という見方も出来る。
そしてポテサラとパスタ。なんだか洋食の匂いがプンプンするではないか。ちいとばかしハイカラな料理を出す食堂で欧米諸国のテイストを取り入れた無国籍なプレート、それが『豚肉の生姜焼』なのかも知れない。しかも炭水化物同志の組み合わせは質より量といった前時代テキ栄養配分に立脚したものであって今時流行んないよな〜と思うものの、人間とは恐ろしくかつ情けないものであって一旦そーゆー教育を受けるとなんだかソレでなくては気が済まなくなるものなのだな。
かく言うボクもこの組み合わせがダイスキなのであって、今回もジッコーせんと欲し…う〜むコトバまで戦前ちっくになってしまったではないか…食品庫を漁るが、ジャガイモ欠品&マカロニ欠品でボーゼンと立ちすくむのである。

しかし何でマカロニなのかと考えてみた。ベツにフツーのスパゲティーだっていいじゃん、と思うのだよ。
ペンネなんて異端児は元からダメよ、スパゲティーは図々しいというかふてぶてしさみたいな部分が見え隠れするし、シェルマカロニだとロリコンみたいで世間に堂々と顔見せ出来ないんじゃないかなんて不安も付きまとう。やはりココはツルリと程良い可愛らしさのあるマカロニがよく似合う。何と言ってもコストが低いってのもあったハズだ。ただムカシの業務用国産マカロニはデュラムセモリナ粉なんて高級な原料は使っておらず、ちょっと茹で過ぎるとズクズクに柔らかくなってしまったものだ。ところがそのフニャ加減が付け合わせのケチャップ炒めにはズバリなのであって、多用された一因かも知れないなあ。
とエラソに言いつつジブンはスパゲティーでゴマ化すエロおやぢだ。いちおー油脂にはマーガリンを使って喫茶店ナポリタンの味を再現してみましたけど…なんて言い訳もしてみます。
いけない!せっかく「清水エスパルス20th記念缶サッポロ黒ラベル」なんてのを相棒にしたのにコメントするスペースがなくなってしまったではないか。ホンモノのビールなのに発泡酒の“麦とホップ”より安っぽい記念デザインにした理由を追求したかったのにさ。



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今朝の富士山
天気予報は「晴れのち時々曇り」
最高気温19℃、降水確率は午前0%午後10%
う〜ん、寒く感じるんだけど…



7:32AM, March 22. 2012. @Fujinomiya-City