思い出のお店で『ラーメンと餃子』

  • 東海道蒲原宿ランチ奔走記(1)

もう18年も前のこと、庵原郡蒲原町(現在の静岡市清水区蒲原)に縁があってこの辺りの飲食店さんにはよくお世話になったものだった。

その中のひとつ、この「はまとん」さんは特に気に入っていて“餃子&ビール”とか卵黄一発ド真ん中落としで提供される“焼肉定食”など十八番にしていたものだ。
その後なかなか彼の地へゆくこともなく縁遠くなってはいたのだけれど、何年か前に現在の店舗が新築されたのを近くを通りかかった時に知り(あぁ新しくなったんだ…)と当時の思い出の一つが消去された寂しさと(あのお味は健在なのだろうか)と云う期待も静かにココロ深い部分に潜んでいたのだよ。

ムカシはL字カウンターと小上がり席がいくつかの店舗だったが、今はこうしてキッチン真正面のイチ文字カウンターとそのバックに通路を挟んでの広い座敷席というアップグレードがなされている。当時はごく一般テキな中華料理屋さんらしくなかなかに年季のはいったヨタレ具合が庶民的でボクはけっこー気に入っていたが、こうしてすっかり瀟洒で清潔な店内に変遷してしまったのは時代の流れを感じるのだな。

ランチメニューはいろいろあったけれど、ムカシの思い出を一番色濃くキャッチできそうだった『ラーメン』と『餃子』をお願いした。そして「もちろんさっ!」てな感じでその『ラーメン』の美味しさは健在だった。チャーシュー・ナルト・メンマ・ネギ・板海苔…そしてこの庵原地区伝統の“あっさり鶏ガラだしスープ&中細やや縮れ麺”というスペックが頑なに踏襲されているこの料理に改めて(ありがとう)のキモチを伝えたい。

そしてこの「はまとん」さんがわざわざ中華料理のアトに“餃子舗”と謳っている通り、このお店の餃子のお味はちょっと有名だったのよ。
現在は息子さんが後継ぎされて厨房を仕切っていらっしゃるが、当時バリバリだった先代もまたお店でご健在なのである。その先代は餃子の注文が入ってからひとつひとつ包んでは焼いてくれて、これがまたなんとも言えずそのお味に付加価値を生んでいた。しかもその包み方がちょっと変わっていて、なんと餡を中心に四角く畳む…つまり春巻きのような包み方をして両面に焼き色をつけるというかな〜り独特なスタイルだったのね。美味しかったなあ…
って現在の一般スタイルの餃子が美味しくないわけではなく、餡のお味や皮の滑らかさと香りはそのままに生き続けているのよ、美味いに決まってるじゃないか。
食べ終えてホッとしたというか、なんだかホワンとしたシアワセに包まれたエロおやぢ。ここには書けない複雑なことがいろいろあった蒲原だけど、シゴトでこうしてこの地に来ることがなければ再び「はまとん」さんのお味を噛みしめることはなかったかもね。なにかの因果なのかな。


中華料理 餃子舗 はまとん
http://www.hamaton.net/
静岡県静岡市清水区蒲原137-18
TEL=054-385-5961
ACT=11:00-21:00 木曜定休



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コンビニでタバコを買って出てくるとボクのメガーヌ君の隣にはミニパトが…
おいおい、なんだか違反でもしてココに停車を命ぜられたみたいじゃないか!自慢じゃないけどゴールド免許なんだよボクは。早くアッチ行け…って思ったけど、まあ公務中なんですかね、コチラのほうからサッサと退散させていただきましたよ。


6:12PM, November 21. 2014. @Fujinomiya-City




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凛として冷涼な大気



6:33AM, November 27. 2014. @Fujinomiya-City






元ルーさん
こんにちは!
バッテリーだけ購入してジブンで交換って出来ないんですか? アンチ林檎派としてはザマミロと思いますけどね(´▽`*)アハハ
過去に花形だったNiCd電池は満充電を繰り返すと寿命が短くなり、現在主流のLiIon電池は逆に常時満充電状態のほうが長持ちすると聞いてます。スマホのバッテリーもカメラみたいにもっとカンタンに交換できるといいのに…カメラは必ず複数用意しておいてサイクル使用してますから。