ぐうたらな夕方の『チキンステーキ』

作業工程の都合と天候の関係から三連休になってしまった先月末の某日、あぁ明日からシゴトかあ…とタメ息をついてばかりで何もしないぐうたらな夕方なのである。

ところでそろそろかなとは思っていたけれど昨日東海地方が梅雨入りしたと発表があった。近所の田んぼには毎晩カエルの大合唱が響き渡り、いかにも梅雨らしい日々がこのところ続いているのよね。当家の庭にそれぞれのナワバリを展開しているケロ助たちも“水を得た魚”ならず“雨を得た蛙”といった風情で元気に活動しているのだな。
だから新しいレンズ…と云っても中古のオールドレンズだけど…をどこかキレイな風景の場所で試したり楽しんでみたいとか、あちこちで咲いている美しい紫陽花のフォトも撮りたいし、キャプチャー君も満を持して待機してはいるんだけどねぇ、なんかこうお天気がサエないと部屋で読書したりフォト編集したり資料を漁ってみたりといった行動のほうが楽しかったりもするのだな。
まあ先ほどは何もしないと書いてしまったけれど、実際のところはけっこー自分テキには忙しくあれこれと所用を消化しているのですな。そんなワケで気がつけば夕方、三連休最終日にふさわしい夕食の支度に慌てて取り掛かるエロおやぢなのよ。


Asahi Opt.  Super-Takumar 1.4/50  @SONY α7

鶏肉のストックがあったので焼肉のタレに漬け込んで焼くことにした。ところがねぇ、へへっ、ただの“焼肉のタレ”じゃないんですよ。エロおやぢが買ってくるものだから決して高価なものではなく、哀愁のイナカ町にあるそこいらのスーパーでフツーに売ってる商品なんだけど、静岡以外ではメにすることはないんじゃないか…という地域密着型企業の製品なのですな。
こいつが美味いんです。業務用に使っているプロフェッショナルもいらっしゃるくらいだし、一般のヒトの中にも熱烈に愛する方がいて45年の長きに亘る超ロングラン食品なのである。
エラソに『チキンステーキ』なんて銘打ってしまったけれど、鶏肉にこのタレのみをまぶし30分ほど寝かせてからコンベクションオーヴンで焼くだけのレシピである。ホントにそれ以外はナニも加えていないのよ。なのにこの美味しさはいったい何なの!?ってくらいいいカンジに仕上がる。そしてちょ〜美味い!


鶏林食品株式会社
http://www.yakinikunotare.com/




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当家の庭にも紫陽花が開花した
ひと足先に咲いた山紫陽花とは違ってけっこーハデハデな出で立ちだけど
やっぱり梅雨にはこの花が一番よく似合うよね



Asahi Opt.  Super-Takumar 1.4/50  @SONY α7

もう半世紀以上前に製造されたこのレンズは旭光学が誇るSuperタクマーと云う名作だ。世間一般ではSMCタクマーってのが知名度が高いのだけれど、その前身である製品で約7年間製造販売されたと聞く。
ところでSMCっていったい何?というギモンから。SMC…サドマゾクラブの略なんてことは決してなくSuper-Multi-Coatedの頭文字略称。日本語直訳だと超多層膜ですな、難しいハナシはヌキにするとレンズの表面に多重コーティングをして光学性能を向上させるテクノロジーなのですよ。


Asahi Opt.  Super-Takumar 1.4/50  @SONY α7

だからこの製品は多層膜加工は施されておらずレンズ特性に合わせてチューニングされた単層膜コーティングなのよね。その代わりってワケではないけれど、ちょっと恐ろしい物質がレンズの硝材に使われていることも知られている。
なんとトリウムですよ、トリウム!だから鶏肉料理のフォトに向いているとかは全くカンケーないけれど、現在でも実際にガイガーカウンターで計測するときっちり反応を見せるらしいアトムレンズなのだ。ボクはそんなカウンターなんて持ってないから測定出来ないけどね。


Asahi Opt.  Super-Takumar 1.4/50  @SONY α7

毎晩抱いて寝るみたいなことをしなければ…いくらカメラレンズが好きだからと言ってそんなことする奴はいないだろうし、やっぱ抱いて寝るならオンナだよな…健康被害を起こすほどの放射線量じゃないらしいけど、やっぱりちょっとコワいからねえ保管庫の中の一番奥にしまってあって、使う時だけサッと出して装着、終わったらサッサとまた奥へ…というメンドで難しい野郎なのだな。
それと引き換えなのか、光学性能は頗る良好で現在も愛好者が多数おられることに納得がゆく。


Asahi Opt.  Super-Takumar 1.4/50  @SONY α7

またこのトリウムレンズだけが持つ独特の症状に“黄変”があって、かな〜りアンバーが強く出ている個体もある。実際ボクが使っているレンズの何本かはこの黄変が発生していて、お気に入りのCarlZeissJenaPancolarもそのひとつだ。ただ銀塩フィルム時代とは違い、デジタル機ではカメラが自動で補正してくれるのでカラー仕上がりが黄色っぽいとかレトロ風にセピア調になるなんてこともない。
ボクが所有する個体は第五期のものでレンズが6群7枚構成、一番製造数の多かったモデルのようで価格も庶民派。初期型はトリウムレンズを使用しない6群8枚構成となっていて、通称“8枚玉”と呼ばれるちょと高価な珍品。いったいどんな描写をしてくれるんだろう…ってことで最近欲しくてたまんないんだよねえ。






ムー吉殿
おはようございます!
田代はセコい事件を重ねて実刑服役…奴こそホンモノの中毒(´▽`*)アハハ なんか似たパターンなので危機感がありますよ。清原っていきなりライカ買っちゃいましたみたいなところあるでしょ、全てに違和感のある人生を送るオトコだなあ…と(´▽`*)アハハ
トリウム温泉浴?(´▽`*)アハハ 風呂あがりにビールで焼肉ってのもいいねえ!



元ルーさん
おはようございます!
そーゆー半壊コンデジは外付けファインダーつけてモノクロ専用にすると面白いかも!設定もワイド端、ISOは限界まで最高感度、絞りも最小絞り、もちろん画像サイズは最小エコノミー…と全てチープな状態に固定。安物のワイコン付けたらもっと楽しくなるかな(´▽`*)アハハ
あぁソレだと紫陽花はムリですけどねえ(´▽`*)アハハ