キャプチャー君1周年記念は『ローストビーフ飯』で

早いもので当家にキャプチャー君を迎えてから1年が経った。初期にEDCの不調があったとはいえその後は何のトラブルもなく快適なルノーライフを送っている。
そして1年と言えば点検なのよね、自家用車の整備法制の厳格な我が国では欠かせないイベントなのであって、まあ買い物がてらで静岡市内のルノーに走るワケである。点検の所要時間は半日ほど、ちょうど昼時をまたぐのでどこかでめしを食すわけだ。

なかなかにいい鮮魚店のあるJR静岡駅の食鮮館に行きたかったので食事もその近辺で…と決めていた。日曜日の昼時はどこも混雑していてなかなか決め手に欠けるものだったけれど、ふと通りかかったスタンドバーがランチを提供していることに気が付いた。
入り口には『ローストビーフ飯』の立て看板、幸いなことに客もまばらで都合が宜しいようだ。本来は夕刻からの列車利用帰宅客をターゲットにしたお店なので軽食はカレーライスやちょっとした肴のみなのだろうけど、アイドルタイム的なこの時刻に大勢の通過客を放っておくテはない…といったところだろうか。
ワンドリンクつきで¥980というお値段は食してみなければそのコストパフォーマンスは判らないけれど、まあいいや…と店に入ってみた。注文とお会計が先で紙カップのホットコーヒーとスプーンそして小さなウエットナプキンの袋が載せられたトレイを渡される。「出来ましたら席までお持ちしますから」とレジのねーちゃんは言ったけど、好きな席に座れってことかい?とカッテに判断して最初は窓際の二人席に着いた。
おっと、この店は全面禁煙?と思い見渡すと奥に喫煙可になっているルームがあるではないか。他人のタバコの煙が充満する場所でめしを喰うのはイヤだったけど、まあ仕方ないよね…とそちらに移動した。


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しばらく待っていると料理が運ばれてきた。ステンレス製カレー皿のような形状の器に千切りキャベツ、そして半球状ライスに並べられたローストビーフがこの商品なのである。ドレッシング状のソースが全体に回しかけてあってお味はそんなに悪くない。まあフツーに美味しく食べられる…ってカンジかな。
だけど面積のあるローストビーフのスライスをライスと共にスプーンでクチに運ぶのって意外と大変なのよね、それにキャベツの千切りだって上手く載せるのは難しいしさ。

せめてフォーク、出来ればハシが欲しいなあ…と思っているうちに全部ガツガツと喰ってしまった。クドいようだがフツーに美味しかったから特に感動はないし、まあ一度喰えばいいやってところですかね。
まあそれでもこれで空腹も満たされたことだしコーヒーでも飲みながら一服しますか…となるわけなんだけど、肝心のコーヒーが少し冷めかかってるのが気に入らない。
最初に手渡されたときに(え?このタイミング?)と思ったのよね、だってボクは食事の前や食事中にホットコーヒーを飲む習慣はないし、こーゆー強いフレーバーの飲み物は食後にって思ってるからさ。そしてソレナリなお金を取ってるんだからアフターで持ってきてくれたっていいじゃないか…と正直言いたい。

なんだかワケのわかんない若造に仕切られた中年おやぢは非常に虚しいキモチになって店を去ることになるのだが、まあしょせんは駅の立ち飲み屋ってことかな、流動人口の多い都市部ならではのサービス形態かと思う。
調べてみたらこのIL BAR(イル・バール)を運営する企業は県内にものすごい数のフランチャイズ事業を展開していて、例の喫茶店、その飲食店、あのパン屋、へぇ〜な居酒屋…と知名度の高いものばかり数十店舗を営み、売上高は20億円をゆうに超えるカイシャだったのよ、スゴいねえ。
まあとってもキレる御方が代表を務めていらっしゃるのでしょうけどね、ボクはもっと違う生き方を目指しているのでそうだからと言って羨ましいとかジブンもそうなりたいとか全く思わない。だからアナタはアナタでスキにやってくださいな、だけど飲食の代価を払う客のニーズはたとえちっぽけで時代遅れの感覚であってもきちんと受け止めて…感じ取って寄り添うココロで事業展開しないと、今は栄華を極めているかもしれないが、子の代・孫の代まで続く事業として成立しませんよ、と忠告申し上げたいと思うのだな。久々に吠えてます。




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都市の残像
美しい景観も剥離された壁面からその真実を知ることもあって
コンクリートと鉄の文化は実は樹木に立脚したものである…
なんて誰も気付かないかもね



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う〜様
おはようございます!
そうですか、流行ってますか…IL BARって全国にあるんですねえ、調べてみると。ドコもヨーロッパ的なオトナのフンイキがウケてるみたいですな。
でも結局はスタイルが統一されたフランチャイズ店舗ってのが正体でさ、客層はガキばっかり。本物のオトナは老舗の飲み屋に行くんだよね(´▽`*)アハハ
以前に若者向け風インテリアのお店で超本格テキ内容とサービスのお店に遭遇したこともあるので(そのお店は気に入ったのでリピート訪問してます)見た目で判断しちゃいけないとは思うんですけれど(´▽`*)アハハ