あわてて食べる北海道の『みそラーメン』

ヒヤシンスって小学生のころ理科の学習教材で水栽培したよなあ。ヘンな格好のガラス瓶に球根を載せて水を入れておくだけで芽が出てやがて花も咲く…ってやつで、観察絵日記とかやらされた記憶があるんだけどさ。
今はいろいろな品種のヒヤシンスがあるらしく姿イロカタチも多岐にわたるようだ。けれども母上がご学友から頂戴してきたこのヒヤシンスはなんと「原種」ってものなのだそうである。今“げんしゅ”と入力して変換すると候補がたくさん出てきて先ず「原酒」ね、これはダイスキ。次に「厳守」か、これは縛られるのがイヤなエロおやぢは苦手にしていることのひとつ。で「元首」ですな、近頃は飛び道具の開発実験に忙しい元首や策謀と軍事力を使ってヨソの領土をわがものにしようとする元首、そして占い師にハマってその座を追われ伝統の政変劇を演ずる元首などやっぱりご近所さんのことが真っ先に思い浮かぶのよ…あ〜脱線、元へ。


OLYMPUS  OM-SYSTEM ZUIKO MC 1.8/50  @ SONY α7

そんなヒヤシンスを見て冬の終わりを感じ取るのだよ。う〜むヤバいなあ、暖かくなっちまったら食欲がわかなくなる食べ物もあるのであって(そういえば今年になってから『みそラーメン』を食べてないじゃん!)なんてことに気づいてしまうエロおやぢなのだ。
お〜っし、いっちょスーパーに駆け込んでその食材をかき集めてこよう!そして薄ら寒いこの時期に急いで作ってパパッと喰うのだ!


Nippon Kogaku  NIKKOR-Q Auto 3.5/135  @ SONY α7

食材といっても難しいものや珍しいものはひとつもないのであって、市販のスープつき袋入り生ラーメンにモヤシとニラそして叉焼くらいのものである。
まあフツーはヤサイ類は炒めてスライスした叉焼と共にトッピングするんだけど、北海道のラーメン屋さんは(近年起業したお店は除く)伝統テキに炒めヤサイをスープで軽く煮てそのままラーメンに注いで完成…というお店が多いのだ。叉焼もスライスばかりでなくコマ切れにしたり棒状にカットしたりしてヤサイと一緒に炒める料理人も少なくない。ひとつの鍋で連続して調理作業することが出来るからエネルギー効率も宜しいし、食味や栄養の点でも申し分のないものである。
あ〜美味いなあ、みそスープにヤサイや叉焼の旨味がジュワッとシミ出て本当に旨い。こーゆーラーメンならお家でもカンタンに楽しめていいもんだよね。そしてこのテのラーメンは盛夏のころまでお預けかな、そうよこれにニンニクスライスや唐辛子をたっぷり加えたスタミナ系『ベトコンラーメン』は暑い季節に食すのが一番なんだ。夏って季節は大キライなんだけどね。




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格安で購入した旧ニッコールのマルチコートタイプの50mmF1.4ね、こいつは当たり玉だったらしく素晴らしい描写をしてくるるのだ。そんなことに気をよくしてあまり使っていなかった旧ニッコールの135mmF3.5という中望遠に『みそラーメン』撮影という活躍の場を与えてみたんだけど、いや〜素晴らしい描写ですなあ、防湿保管庫でただ眠らせておくのは犯罪でしょ…てなところです。
モノコートなので発色はシブ目だけどニュートラルだし、なにより解放から安心して使えるキレがいい。これがたった¥1000で落札って信じられないよねえ、新品同様の個体だしなんだか申し訳ないような幸運です…ってところ。


Nippon Kogaku  NIKKOR-S Auto 1.4/50  @ SONY α7

そしてそんな旧ニッコールにますますキブンはハイになり、今までどっちかというとダメ玉に分類していた同上ニッコールのモノコートタイプね、こいつ再び引っ張り出してきて撮影してみたのよ。
このレンズはNikomat FTというボディーを銀座のカメラ屋さんで中古購入するのが精いっぱいだった中学生のときに、父親が自分のカメラから外して与えてくれたファーストレンズなのよ。よく使ったなあ、当時のレンズラインナップはこいつとKomura/135mmF2.8そしてNIKKOR/35mmF2.8の計三本。
技術もヘッタクレもなかったガキだからね、この50mmF1.4の真価なんて解ってなかったし、まあちょっと高級レンズだぞ〜!みたいなことしか考えてなかった気がする。


Nippon Kogaku  NIKKOR-S Auto 1.4/50  @ SONY α7

大学生になってカメラボディーはNikon F2へグレードアップしNIKKOR-N/24mmF2.8やNIKKOR-Q/200mmF4そしてMicro-NIKKOR/55mmF2.8などを使いだすと、50mmの標準レンズってやつは何だか使いづらい、つまりカッコよくてインパクトのあるフォトが撮れないような気がしてほとんど使うことはなかった。それは社会人になっても同様で長らく保管庫に眠っていたわけなのだが、こうして50mm前後の焦点距離が生み出す映像に目覚めて使いだすとその真の実力が見えてくる。
開放はふわふわグズグスなんだけどちゃんとピントの芯は存在するのである。ただそーゆー解像力とかコントラスト重視みたいな描写性能ではなく、このユルくて流れるようなアウトフォーカスが凡そニッコールらしくなくてステキなのよ。もちろんF2.8まで絞ればキリリとしてくるから安心して宜しい。でもこの解放と一段絞ったF2.0の描写ね、こんな雨の日の庭の撮影にはグサッとくるくらい心象風景を切り取ってくれるレンズなのだ。
そこでもうひとつ思い出すのは堅実マジメ描写がウリなNIKKOR-H/50mmF2もお気に入りなんだけど、その前身であるNIKKOR-S/50mmF2ってやつも欲しくなってくる。何故かと言うと開放F値が2.0なんて控えめスペックなのにレンズエレメントを7枚も使っている異端児、果たしてどんな描写をするのだろうか…と気になって仕方がないからなのだな。







元ルーさん
おはようございます!

Nikkorの200mmはその後全面設計変更されてコンパクトになりましたね。ボクが持っているのは初代の後期型で、F3をメインボディーにしてからAi改造したものです。今見ると古臭いデザインですが、ヘリコイド部分が太くて先細となってるこのレンズ、とっても好きなんですよ。先日ちょっと使ってみましたけど、素晴らしい描写性能でした。そのうちにいいフォトが撮れたらこのブログでも画像を公開したいと思っています。
たくさんあったレンズメーカーですが、KomuraはSankyoの交換レンズブランドなんですねえ…ってことは製造元は木下光学研究所?
この135mmはずっと装着してません、つまりデジタルで使用してないってこと(´▽`*)アハハ どんな写りなのか楽しみにしてるんですよ。マニアの間ではけっこー評判いいんですけどね。
あ〜そういえばSoligorの400mmも一本あるんだっけ(´▽`*)アハハ