『ボロネーゼソースのパスタ』はオトナの事情

昨日は「処暑」といって二十四節気のフレーズがスタートする日だったのよね。期間は九月の六日まで、この間に暑さが収まり次第に秋めいてくる…ってハナシのはずなんだけど。

ところがいったい何の恨みがあってこんな猛暑にしてくれるんだいっ！と誰彼となく八つ当たりしたくなるほどの熱攻撃、本当にもうそろそろ勘弁してもらいたい。服を着たまま頭からバケツで水をかけられたかのようなズブ濡れ状態、それがテメーの発汗によるものなんて信じられないけど現実なのよ。もうキモチ悪いったらありゃしない。
帰宅して夕刻のニュース番組を視ていたら、都内にある某ゼネコン大手の建設現場では熱中症対策で食塩をかけたバナナを作業員に配布していた。う〜む、なるほど…それはなかなかいいかもね。サスガに大手が運営する職場の環境は違うなあ！なんだけど、ボクが現在参加しているNEXCO中日本の現場も元請けさんが高価な経口補水液を冷蔵庫に準備してくれてあって自由に飲用してよいことになっているのよ、ケチなんてつけだすとキリがないけれどやっぱり有難いと思って頂戴しないとねえ、人間“感謝の心”を忘れてはいけないのだ。
さてそんな日々を乗り越えての休日、どこかにお出かけして食事ってのもたまにはしたいなぁなんて思いますけどね、もう疲れ果てていて肉体も精神も衰弱しているのですな。ハッキリ言って「な〜んにもしたくありましぇ〜ん」なのである。

Carl Zeiss 　Planar 1.4/50 T* MMJ 　@ SONY α7

もう少し若いころは頑張れたんですけどね、もうダメかも…なんて思いたくないからさ、例えレトルトのパスタソースであっても何らかのテを加えてちょっとだけズボラじゃないフリをしてみるのですよ、そう若いころなら平気で捨ててしまうことのできたプライドは「そうカンタンに落ちぶれたりはしないぜ」と云うオトナの事情でかろうじて保持するのである。
冷蔵庫に残っていた先日の伏見唐辛子と赤万願寺唐辛子ね、たたっと炒めて『ボロネーゼソースのパスタ』に添えてしまうのだ。とっても爽やかでいい香りとその甘みが濃厚で芳醇な挽肉系パスタソースに彩を添えてくれる。あ〜美味しい。

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