イタリアンな『アラカルト』

流通大手某Aお得意の“イタリア・フェア”である。いや、ボクが行ったわけではなく母上が買い物に行ったときについテを出してしまった品々なのよね。

ゴルゴンゾーライワシのトマトソース漬け缶詰、モッツァレッラパルマのプロシュート…もう目についた美味そうなやつを片っ端から買ってきました…って感じで明確な目的とか脈絡が全く感じられない。
まあ母上からすれば「バカ息子に任せればなんとかしてくれるでしょ」てなところですかい、ええその通りがんばりますよ。ただバジルだけは菜園から採ってきてくださいな、とお願いした次第である。だってシャワー浴びてビール飲んだらもうソトになんか出たくないもんね。
やる気になればソレナリな完成度のイタリアンも射程距離内にあるけれど、なんかこうやっとシゴトを終えて帰ってきた身としては少々辛いものがありましてねえ、幸いなことに比較的パパッと喰えるものばかりだったのがよかったね、メンドついでにワンプレートの『アラカルト』みたいなものにしてゴマ化してしまったエロおやぢである。
ただひとつテをかけて作ったのは「イワシのトマトソース煮のクリスティーニ」風なやつね。う〜ん、でもそれってバゲット切って焼いただけじゃん…。

そうは言ってもこのヅメカンね、そのまんま使える便利な惣菜なんですな、焼目をつけたバゲットに乗せてクチに運ぶだけなんだけど、あら〜コレがまたすんごくテマヒマかけた料理みたいな感じで美味いのよ。
まあよく考えたら消費者が家で調理する必要がないだけのことで、製造元では存分にテマヒマかけて缶詰にしてるんですからね。
それとやっぱり美味しかったのがモッツァレッラ・チーズね。平素は“なんちゃってモッツァレラ”みたいなものばかりでさ、やっぱり水牛の乳から作ったホンモノは風味と舌触りが全く別モノ、カプレーゼにするならコレでなくっちゃ!ですよん。
ゴルゴンゾーラ・チーズやプロシュートは言わずもがなの世界ですからね、今回の言及は避けておきますけれど、ひとつ笑ったのが赤ワイン。コレってスペイン産じゃありませんか。まあ母上としては近くのフロアに置いてあったのでてっきりイタリアものだと信じて購入してきたらしいんだけど、文字の意味が理解できなかったり、最初っから「私には判らない…」と思い込んでいるヒトにとって輸入ワインというものは、やはり高いハードルなんでしょうな。ただこの赤ワインね、ワンコインのわりにイケてる良品でしたよ。


Carl Zeiss Jena  Pancolar 1.8/50  @ SONY α7

さて残ったプロシュートとゴルゴンゾーラで次回はどんなお料理をプロデュースしましょうか。なんとな〜く目星はつけてあるんだけどね、うん楽しみ楽しみ。




クリック↓↓↓で応援をお願いします






暑かった一日の終わり



PENTAX MX-1