梅雨入りは『広東麺』でウラをかく

梅雨前線に台風が影響して全国テキに雨模様です。オカゲで早起きして静岡-山梨県境をまたぐ現場に到着してしまってから「本日の作業は中止」なんて連絡が入ったんだけどさ、あまりにもヒドいと思いませんか。


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もうちょっと早く決断して欲しかったよなあ、クルマの燃料費やら手弁当のテマヒマ…いったいどーしてくれるんだい。まあ「こんな天候の中でシゴトなんざやりたくないよなあ」と思っていたのでオッケーって言えばオッケーなんだけど、やっぱりなんか釈然としないものがあるのよ。
ただそんな雨の恩恵で庭の樹木や草花がイキイキしてるのも事実なのでしてね、ここ数日“雨の庭風景”をスマホカメラで撮り続けているエロおやぢなのでもあります。
さて東海地方の梅雨入り宣言がなされた先日、久しぶりに哀愁のイナカ町のハズレにある中華料理屋さんに行ってきた。そうねぇ何年ぶりでしょう、どれを食しても旨いってことは承知していたのですけれど、ちょっとだけ距離があってお買い物などのついでにと云う経路が採りにくい場所柄もあって遠のいてしまっていたのだな。


Olympus  PEN-F F.Zuiko Auto-S 1.8/38  @ SONY NEX-7

注文したのは『広東麺』、醤油味のあんかけラーメンなので本来は寒い季節にアチチハフハフするのが正しいタイミングなんでしょうけどね、このお店のこれは本当に美味しいので正直ずっと食べたくてシカタがなかったのだよ。

そうはいっても高温多湿になる盛夏のころにソレってのも辛いハナシでしてね、ちいとばかし涼し目な梅雨入り時期ならカイテキに食し終えることが出来るのでは、つまりラストチャンスなんじゃないかな…ってことでして、まあ周囲で食事をしている方々の料理を拝見すれば皆さん「冷やし中華」とか、温かなものでも「塩ラーメン」やら「チャーハン」などとやはりひどくアセかきそーなものは避けてお食事をなさっている姿を拝見するわけですよ。そーゆーイミでは『広東麺』ってのは完全にウラでしょ、ちょっとリスキーな冒険しちゃいましたね。
運よくその目論見は成功して小アセを滲ませる程度のことで済んだのが素晴らしい。誰も『広東麺』なんて注文しないこの季節、きっと厨房の料理人さんはびっくりしたでしょうけどね、いや〜とっても満足でしたよ。




中華 蘭房(らんぽう)
静岡県富士宮市大岩538-9
TEL=0544-24-9671
ACT=11:00-14:00/17:00-21:00 火曜定休






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喜びを 運ぶ香りは 他言せず



Ernst Leitz  Elmar 3.5/50  @ SONY α7

東の空がすっかり明るくなり、唯一クチナシに陽が射すプライムタイムだ。松の木の下にあってほとんど日陰となるこの場所でその花弁を拡げるのだけれど、本当にいい香りが漂ってきて束の間のシアワセを感ずる。
チョコレートのような、バニラのような、ムスクのようでもあるしココナツもあるかも、そうねえ白檀みたいなものも感じるかな。フレグランスで「KUCHINASHI」ってのがあってもいいような気がしますけどね、ヒトに教えたくない…独占していたい欲求にも駆られますな。そのとってもオリエンタルな香りは上品かつ優雅、そしてそのまんま花言葉になっているくらいですから。