バジルソースとミモレットの冷製パスタ ムール貝添え

庭のムラサキシキブが花を咲かせている。
ピンク色のそれは直径が1mmほどでボケっと生きていたら見過ごしてしまうくらいの大きさでしかない。だからズボラなエロおやぢも珍しく三脚を準備してマクロレンズで構えてみたりもするのだな。ちゃんと撮らないとチコちゃんに叱られそうだし。


Nikon  Ai-S Micro-NIKKOR 4/105  @ SONY α7

多分等倍以上の撮影倍率になっているので、ちょっと風が吹くだけでフレームアウトするしピンボケ&ブレブレしてしまうのね。ガ〜っとISO感度を上げ高速シャッターに設定、そしてEVF拡大でピントのピークを探る。ムカシの銀塩フィルムカメラだったらこんなにイージーな撮影は出来なかったでしょ、本当にテクノロジの進化は有難いものです。

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さて哀愁のイナカ町スーパーで購入してきた“ミモレット”ですね、よく売ってはいますが製法と熟成方法が特殊なので神経質な方は喫食をお控えになられたほうが宜しいかと思います。

いやいや、べつに危険なものであったり不衛生だとかってワケじゃありません。ただ熟成に介在するアレがあまり印象のよくないものでありましてね、まあ興味がおありの方はWikipediaででも確認してくださいな。
非常に濃厚なお味のセミハードタイプのチーズでしてね、熟成が進んだものは旨味香り共にエクセレント。見た目はぽそぽそしているので最初はあまり期待しないのだけれど、そのまま食してもかなりファットな風味があるし、すりおろして加熱などすると想像を超える威力にタジタジになってしまうのよ、いや〜ホントに美味いんです。
そしてこいつを冷製パスタにトッピングすることを思いついたのはローストビーフとチーズのプレートを作って食したときのことだったのよ、我ながら上手い組み合わせをクリエイトできたものだとちょっとだけ誇らしいかな。


Mamiya  AUTO mamiya/sekor 2/50  @ SONY α7

イタリアのパルミジャーノ・レッジャーノとほぼ同様な感じで使用出来るし食味なども比肩できるものがあると思う。けれども最も重要な差異はその色彩にあるんじゃないか…と。
この鮮やかなオレンジ色はまるでカラスミなどの魚卵を想起させるものであって、料理にトッピングしたときの喜びとインパクトが強いのだ。なんだかググッと食欲も増進する感じだしね、前述のパルミジャーノ・レッジャーノに並んで当家の常備チーズになりそうな気配がある。
あぁ、こーゆー料理にはよく冷えた白ワインですな。添える具材を加えたり変えたり、そうね〜旬を上手くインクルードしてさ、近いうちにまた。




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新聞朝刊を取ろうと玄関に出たら
波ガラスの向こうにケロ助の陰



Nikon  Ai-S Micro-NIKKOR 3.5/55  @ SONY α7




なんだよ、オマエこんなところで休憩かい
おなかがパンパンじゃないか
夜通し喰いまくってたのがバレバレね



Nikon  Ai-S Micro-NIKKOR 3.5/55  @ SONY α7