煮魚と枝豆

大キライな梅雨真っ只中であります。
そもそも暑がり&大アセかきなエロおやぢとしましては夏季そのものがイヤなのでありまして、とにかく平穏なキモチでいられるのは10月から5月の8か月間、つくづく早く過ぎ去って欲しいと願う " 夏 " ってやつです。あぁ北海道に戻って暮らしたい…ってのが正直なところです。
で、その梅雨ですね、今年はみょ~に降雨率が高くまた雨量も多い気がします。梅雨入りしてからず~っと雨が降り続いているような印象ですし量も多いときてるわけで、パソコンとキーボードに向かっている今この時間もソトからはザーザーと激しい雨音が伝わり響いているのです。

本日午前中は " 豪雨 " という天気予報でして、シゴトは予めキャンセルが決定されておりました。朝になって突然の中止よりマシですが「なんだかなあ…」と云うモヤモヤと「なんだかねえ…うれP♪」みたいなキモチが交錯する朝であります。

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ユメカサゴの煮つけ

これも旬の出会い?

さてそんなこの季節、某スーパーでいいものを見つけてしまいました。
近海の深場で漁獲される「ユメカサゴ」ですね、いちおー旬は寒期から春先までってことになってはおりますが、深場の魚種なのでカンケーねーだろがって気もします。獲れる時が旬だぜ!と吠えてもいいかな。
水揚げは焼津、カツヲの遠洋漁業基地でありますが沼津や清水と並び駿河湾の海の幸がたくさん並ぶ漁港であります。やはり " 旅のもの " とは違い近海モノは鮮度が違いますな、即お買い上げであります。

「ユメカサゴ」と「枝豆・フジ娘」

そしてもうひとつは枝豆、「フジ娘」という初耳ブランドは旧清水市の三保・駒越地区で栽培されたものです。なんでも茶豆風味の云々とやらがパッケージに印刷されておりまして、茶豆と言えば山形のアレ " だだちゃ豆 " がパッと思い浮かぶ美味いヤツですよね、そりゃちょっと期待してしまうってものです。こちらも迷わずカゴに。
へへっ、これで晩酌の肴はオッケーだぜ…とるんるん帰宅なのであります。

シズマエ競演

「ユメカサゴ」は鮮魚コーナーのお兄さんにウロコ取りやワタ抜きをしてもらってあるので(買い物をしている間にやってもらえます)帰宅してからは簡単な下処理だけで済みます。こーゆーサービスはパック売りだけのスーパーにはないものでして、ライブ魚屋がテナントとして入っているスーパーならではのものでしょう、几帳面でマジメなエロおやぢとしてはちょっとズボラな気もしますが、利用しないテはないと思います。あ…一部ウソついてる?気のせいですよ、なんならその部分はスルーしてください。

ユメカサゴの煮つけ   FUJI PHOTO FILM FUJINON 1.8/55  SONY α7

いや~『ユメカサゴの煮つけ』ってめっちゃ美味しいものですね、脂ものっていてホロホロふんわりと柔らかい身肉、強い個性はないけれど優しく穏やかな風味、カサゴ族らしい豊かな味わい…もうサイコーです。

そしてビールの相棒にしようと購入した「フジ娘」ですが、ちょっと思い付きで煮つけの添え物にしてみました。これがまた大当たりでしてね、甘辛い煮汁に負けない濃厚な香りと甘さ!そう、あの " だだちゃ豆 " を彷彿とさせる強い風味が素晴らしい。あぁ清水でこんなに美味しい枝豆をつくってるんだあ!と感動しましたよ。
三保・駒越地区に隣接する静岡市久能地区はイチゴの栽培で有名なのですが、ムカシから生姜もたくさん生産されておりまして、春先から初夏までの " 新生姜 " が絶品なのです。買うなら久能の生姜…そう決めております。

シズマエとは静岡市の前に拡がる近海駿河湾の事ですが、枝豆も新生姜もその海岸で栽培されたものでありまして、言ってみればシズマエみたいなものです。思わぬところでシズマエ競演…酒が進んで困ったちゃんなひと皿なのでありました。




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雨の庭風景  キクラゲその後


いったん消滅しては再びその姿を現したキクラゲ
その後どうなったか雨の庭へ見に行くと…

なんと!ゼリー状になっているではありませんか!
どっひゃ~
そしてその隣にはサルノコシカケみたいな謎のキノコが群生…
面白いことになっている楓の木であります


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キクラゲとナゾのキノコ
 
 
 
 
 
 

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ほんと、深海系の生き物ってコワモテだったりゆるゆるずるずるだったり (´▽`*)アハハ なのに美味いやつが多いんですよねえ、まあヴィジュアル的にどうしてもってのもいくつかありますけれど (´▽`*)アハハ 
あっ、ヴィジュアルの話に触れたのはミスだったかな…味もヘッタクレもなくてただただ粗野なだけのエロおやぢであります、手もゴツくなっちゃいましたし (TдT)


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おいおい " アンバランスに美の極致 " かい、言われる方はたまったもんじゃないなあ (´▽`*)アハハ

オコゼは漁獲量が少ない高級魚ですよね、お刺身から煮物・焼物・揚物とドレにしても上品で淡白なのに、ナゼかやめられない美味しさ! 滅多にクチにすることはありませんが、たまに巡り合うとヨロコビMaximumであります。ただ魚屋さんの店頭では見かけませんね、たいていは市場から直に料理屋さんへ。あとはテメーで釣ってくるしかないか (´▽`*)アハハ