逸材 - artなfoodsのDiary

■ 刻み高菜塩ラーメン

　
　
雨休工が続き腐りきっているエロおやぢでございます…ってねぇ、腐るほどの栄養は持ち合わせておりませんので、まあ枯れつつもヤボ用など適宜処理しながらテキトーにやり過ごしておりましたが、今日は出撃命令が下りまして…　えぇっ?! うそでしょ？

某IT企業社長のバケの皮

そんな近況の先日、イヌHKのテレビ番組を視ていたら新型疫病のために都内から近郊北関東の都市へ引っ越ししたIT企業のことを報じていました。まあソレはソレでいいのですけれど、その社長ってオトコはその決定に至ったワケを語る中で「コロナが…　コロナが…」と喋るわけです。おいおいっ、困っている疫病はコロナじゃなくて " 新型コロナ " だろうが。コロナってーのはなぁ SARS や MERS などウィルス性呼吸器感染症のことでそれぞれ2002年・2012年に収束してるんだよ。
確かにシンガタコロナと長く発音するのはメンドだしウザいから近親者との会話ではコロナと端折ったって許されるかもしれないけれど、公の場ではちゃんと区別してもらわないといけませんねえ。

そしてもっとビックリしたのはその「北関東の某都市では " いい逸材 " がない」と発言していたことですよ、おいおいっ、おいおいおいおい！オマエは本当に社長なの？って感じです。
この発言には大きな問題点が二つありまして、先ずイナカ蔑視ともとれる内容と言えることです。フザケた野郎だぜ、都内じゃなければ優秀な人材がいない…ってのはファルスドリームだよ、クビ洗って出直してこいってんだ！
そしてもうひとつは " いい逸材 " って日本語ね、オマエはちゃんとガッコーで勉強してたのかい？「逸」って日本語には優れたとか他にないって意味があるのでしてね、そこに「いい」という冠詞をつける必要は全く無いわけで、単純に「逸材」だけでいいのです、それだけで「他のヒトより秀でたものを持つヒト」という意味を成しているわけですよ。
まるで泣けば何でも「号泣」ってコトバを使いたがる昨今の風潮に近いものがあるなあ、困るんだよこれだから理系の連中は…と吠える文系おやぢであります。

さて、不肖エロおやぢが日常テキに用いている食材にも逸材がありましてね、そのひとつがインスタントラーメンってやつです。これはニッポン人がはちゅめい…お～いおいっ、何でお子ちゃま風タイプミスするの？…発明した世界に誇るべき食品なのですな。低賃金で疲れ知らず（つまり低コスト＆ロングライフ）、ソコソコの能力とセンス（けっこー美味しくて応用が利く）もあって確かに「逸材」と呼んでいいと思います。

f:id:artfoods:20200705161257j:image:w320 — マルちゃん塩ラーメンと刻み高菜

今回はマルちゃん製品ですがサンヨー食品さんのサッポロ一番も甲乙つけ難いものなのでありまして、ドチラを選ぶかの購入動機はスーパーでの廉売に依存しているものであります。ただし前者は「すりゴマ」、後者は「切りゴマ」の小袋が添付されているわけでして、その辺りはお好みでどうぞ…ってカンジですな。
準備したのは刻みネギ・茹でタマゴ、そして肝心な「刻み高菜」ってものです。塩漬け発酵させた高菜を刻み、油炒めして味付けしたものですが、たいていのスーパーで百円前後の価格で販売されている庶民派お漬物であります。

袋インスタント麺のコンプライアンス

これを調理と呼んでいいものかどうかは判らないけれど、とにかくカンタンにパパっと出来上がってしまうのですよ。フツーにラーメン作ってドンブリに移したら刻み高菜とネギとタマゴをポンポンポンと乗せてやるだけ…いっただっきま～っす！

f:id:artfoods:20200705161349j:image:w640 — 刻み高菜の塩ラーメン　　　AF-S DX NIKKOR 1.8/35G 　Nikon D40

あぁ美味いねえ、コれってマジでインスタントっすか？なんて声も聞こえてきそうなくらいリッパなひと品であります。融通のきかない（応用を利かせにくい）カップ麺と違い、袋インスタント麺はマルチタスク（アレンジ前提）というところがコンプライアンスなのでありまして、一流大学卒でエリート風なカップ麺の出現によってその存亡まで取り沙汰されたムカシもありましたけれど、今や逆にそのアイデンティティーが一目置かれ重宝されているわけです。まさに逸材なのであります。

あれっ？ナルトも乗ってるじゃん…
だっていつでもラーメン喰えるように冷凍保存してあるんだもん。電子レンジで半解凍にしてスライスすると上手く薄く切れるし、必要な枚数を切ったら再び冷凍庫へ…けっこームダなく使えて便利よ～ん。

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