■ 大分中津からあげ
いちおー料理に関してはウデに覚えがあるので自宅でもよく調理をいたします。母上からお褒めのコトバをいただくこともしばしばでありますが、その中に「ずっと食べ続けたい味だ」と云うのがありまして、ハデで目立ったものではないけれどなんとな~くホッとすると言いますか、その心地よさが伝わる最上の褒め言葉かと嬉しく思うわけです。
哀愁のイナカ町に " 大分中津からあげ専門店 " なるものが出来たことは以前に偶然その前を通りかかったことによって承知はしておりましたが、なかなか行く機会もなく忘れかけておりました。
ところが今月初旬のポスト直接投函型の情報誌をパラパラめくっておりましたところ、そのお店の広告と共に「からあげ1コ増量チケット」が印刷されておりましてね「あ~そーいえばそんなお店があったよなぁ」とセコいエロおやぢは丁寧にそいつをハサミで切り取ってはお財布に忍ばせてあったわけです。
そしてなんとな~く外食キブンだった某休日に母上をお誘いしてレッツゴーの運びとなったわけですよ、なんだか嬉しいじゃん…唐揚を外食でなんて久しぶりの事ですからね。
専門店という触れ込みなのでもう少しマニアックなフンイキかと思いきや、まるでチェーンのラーメン屋さんのように食券自販機が設置されておりまして、そーゆースタイルに慣れていない中高年は若干のヨロメキ…違う!戸惑いを感ずるわけであります。
それでも「初来店の方にオススメ!!」と強調POPが貼られたメニューから『 大分中津からあげ定食 5コ 税込¥690 』を選択するわけです、6コのものは同¥790ですから1コ百円なんですね…うふ♪サービスでひとついただけるなんてラッキーじゃありませんか。
あぁ美味いですねえ、ニンニクが効いているとか何かの旨味が強調されているなどの特徴はありませんが、とてもナチュラルでクセのないお味…ちょうどお家で母上が昔よく作ってくれた鶏唐揚の味に似ております。静かな美味しさとでもいいますか、そう「ず~っと食べ続けたい味」てなところですよ、これはいい!
皿には大ぶりカットの鶏唐揚とキャベツだけ、パセリやトマトそしてレモンにポテサラ…といったごく当たり前に感ずる副菜などは一切添えられておりません。丼ゴハンと簡易なワカメスープに漬物小皿、それだけの超シンプルな定食です。
お水や配膳・調味料準備もセルフで行うスタイル…極力料理以外のコストを削減し、その分を大分中津からあげに集中しようという戦略ですな。まあたまにはこんな食事も悪くないと思います、何より揚げたてで美味しい鶏唐揚をリーズナブルなお値段でいただけるのですから。正直、ズボラなエロおやぢでありましても、また食べに行ってもいいかなぁ…なんて思っております、はい。
◆ 大分中津からあげ専門店 から吉
静岡県富士宮市小泉 2014-15
TEL=080-4722-3173
ACT=11:00-14:30 / 17:00-22:00 無休
■ 師走の庭風景 柚子
三密も 我存ぜぬと 柚子たわわ
今年は柑橘の成り年だったようで、ミカン生産にチカラの入る静岡県もその品質のよさに喜んだのも束の間、新型ビョーキによる消費低迷に豊作という供給過剰状態が加わって価格は下落しているのであります。ミカンばかりではなく他の農産物も同様らしく、農家の方々もご苦労を強いられているようですね、お気の毒なことかと思います。
当家の柚子もよく実をつけてくれまして、フォトはかなり間引きを兼ねた収穫後の状態です。それでもこんなたくさん実っていて、いよいよこの年の瀬になって全量収穫という大シゴトを実施しなくてはならなくなりました。
まあ果汁やら皮のグラニテやら…と目的がはっきりしているからいいんですけどね・・・。
たかみさん
冷めたときに差が出る鶏唐揚ですが、揚げたては別格です。
ときどき無性に食べたくなりますね、揚げたてのやつ…サラリーマンのランチの三役でしょう。アチチはふはふとヤケドを恐れずに頬張りたい (´▽`*)アハハ
嬉しいはずの柚子の豊作ですが、この量ですとねえ (=_=)