ベビーホタテのマリネ

主役を喰ったアンティパスト

その昔「男は黙ってサッポロビール」と云うキャッチコピーのCMがありました。ハリウッド映画にも出演する大物俳優・三船敏郎さんのコワモテがそのイメージと重なって硬派なオトナの飲み物であることを強烈に印象付ける佳作CMであったと思います。
時代は変わってビール業界の勢力地図もすっかり変わってしまいましたが、相変わらずこの黒ラベルがスキなエロおやぢであります。もちろん他にもスキなビールは在りますけれど、何と言いますかベンチマーク的存在なのでしょうね、週末の " ご褒美ビール " に選ぶ確率も高いわけです。

サッポロ 黒ラベル

さてそんなビールをぐびりと飲りなから食す肴はベビーホタテであります。スーパーのお魚コーナーに必ずあるアレですね、ほぼ100%青森県陸奥湾産でとっても美味しい上にお値段も庶民派、有難い海鮮であります。
食し方はいろいろありますけれど、今回は簡単にマリネにしてみました。基本のシンプルなフレンチドレッシングに香辛料をテキトーに入れ、若干のハチミツやらナニを加えて作るマリネドレッシングに件のボイル済ベビーホタテをタマネギなどのヤサイ類と共に漬けておくだけのテ抜き料理でありますが、そのズボラ感を全く意識させないほど美味しい料理『ベビーホタテのマリネ』なのですな。

ベビーホタテのマリネ   MINOLTA MC ROKKOR-PF 1.7/50  SONY α7

この日のメイン料理としては「鶏の唐揚」だったのですが、まぁフツーに美味しいお味でありましてねぇさして印象に残っておりません。ベビーホタテのマリネがあまりにエクセレントだったものですから、アンティパストに主役の座をすっかり喰われてしまったってところでしょう。
かと云ってこのマリネを大舞台の主役にするためには他に様々なキャストが必要になってくるわけでして、まあケチなオトコが主催する地方小劇場の舞台でスパイスの利いた面白いパフォーマンスを楽しみました…てなところですかね。

贅沢なプリンアラモード

とりあへずいいキブンで進行した食卓のフィニッシュはスーパーのスイーツコーナーにあったプリンです。商品名は「贅沢なプリンアラモード」となっておりますが、確かに哀愁のイナカ町スーパーで三百円台後半の販売価格であればゼイタク品にカテゴライズされますね。
いやいやバカにできませんよ最近のスーパーは、ヘタな洋菓子店に負けないくらいのクオリティーは持ってます。買い物ついでに手軽に買える " ぷち贅沢 " も悪くはありません。




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玄関の切り花


クチナシがたくさん咲いたので母上が切り花に
玄関にあの高貴で優雅な香りが漂います
長持ちはしませんけれど
来年はもっといい器にしてあげないとね

玄関の切り花   Tokyo Optical Topcor 3.5/50 (Collapsible type)  SONY α7