■ 新筍の煮物とナメタガレイの煮つけ
高級食材…と云ってもタケノコは春先のある時期を除きごくフツーの食材でありますが、こうして山椒の新芽なんぞをあしらったりしますとまるでハイソ系料亭のお料理みたいになるのでして、たまたまではありますけれど庭に山椒が植えてある当家に於きましてはなかなかにラッキイな自然のお恵みであります。
まあそれはソレとして意外に高級品だった…というのがカレイですな、米国やカナダからの冷凍輸入モノをよくメにする食材ですが、季節によってはこうして " 子持ちカレイ " の新鮮なものを鮮魚店の店頭でゲットできることもあります。
今回は北海道産「ナメタガレイ」、東北や北海道ではババガレイと呼ばれ、比較的ポピュラーな魚種ではありますけれど春先の抱卵魚は高級品の部類に入るそうなのです。ボクは切身で販売されていたものを購入してきましたが、その大きさから類推しますと元々は体長60cmを超える大物だったのではないか…ずっしりと重たい切身がその美味しさを期待させます。
調理はごくフツーに行いました。お魚の煮つけは強火でガンガン炊いてササッと終わらせるのが美味しくいただくコツ…と以前に某有名和食料理人殿の解説を聞いて以来そうしております。ただ難しいのは少しでもタイミングがズレると柔らかさやホワホワ感が失われバサバサどころか魚肉もバラバラ…な～んて憂き目に遭うことになりますからメが離せないわけですな。まあ最近はそのタクティクスにも慣れましたので失敗することはなくなりましたけれど。
期待に違わず美味しい魚ですね、ナメタガレイ。子の美味しさは言うに及びませんが、やはりその身肉のお味は素晴らしいものがあります。脂肪分は少な目なのに何でこんなに美味しいの？てなカンジ、きっとフライにしてもイケるんじゃないか…なんて思います。
農林水産省消費安全局消費者行政食育課（何でお役所の機関はこうして長くて難解メンドなナマエが多いのか）の資料では駿河湾でも漁獲されているようなので、運がよければ地元の新鮮なものを入手できるかも…なんて淡い期待もしております。
★ クリック↓↓↓で応援をお願いします ★
■ トイレの水洗レバーはトレモロアーム
拙宅のトイレは二十数年前にリフォームを行い、その時に最先端だった シャワートイレってやつにしたわけです。ウチのはTOTOの製品ですから " ウオシュレット " ですか、他社では" シャワレット " なんて商品名もありますね…あ～ドッチでもいいか、そんな話は。
で、先日それが故障してしまったんですよ。まあこれまで壊れもせずによく持ってくれたものだとは思いますが、二十数年も経てばサスガに…てなところです。最初はリモコンがイカレたのかと思いましたが、メーカーさんを呼んで点検してもらいましたところ、どうやら本体の方のモーターが不調になっているとのことでした。交換パーツも法定保管期限はとうに超えており万事休すであります。あ～もうダメ…いよいよオール交換工事を決断しなくてはなりません。
シャワーの方は未だ動作しますし、水洗もサイドの洗浄レバーを使用して流すことは出来ますから、工事開始までの間もトイレはこれまで通り使用可能です。ただねえ、そのレバーはあくまでも緊急用なので小さくて使いにくいったらありゃしない！なのですな。高齢の母上などは指先のチカラも衰えており困ったものです。
う～ん、これは何とかしなくては…何か長いレバーでも取り付けて小さなチカラでも動作するように出来るといいんだけどなあ…長いレバー…アーム状のもの…先端が曲がっていて…考えること暫し。
あ～っ！アレがあるじゃん！アレアレっ！
それはエロおやぢが趣味にしているエレキギターのパーツです。米国Fender社の Stratocaster というギターについているトレモロユニットのアームですな。
ジツは演奏中にコーフンしてあまりに激しくアーミングしたため折れてしまったものがあるんです、しかも三本。バカですよねえ、ハンセーもなしに同じことを二度も三度も…。そして律儀なことにソレを捨てずにとってあったという超ケチ野郎。
しかしそんなガラクタがこうして役に立つ時が来るとは思いませんでした。いや～上手くいきましたね、取り付けにちょっとチエと工夫が必要でしたが、無事に緊急用レバーが小さなチカラで作動するようになりましたよ、やったね！
これで用を足した後はリッチー・ブラックモアになったキブンです。
www.youtube.com
