■ 黒ソイの煮つけ
北海道ではお祝いの魚
夕食は煮魚と決めていたので気がラクでしたが、困ったのは昼めしなのですな。さすがにラーメンも喰い飽きたし…ってウソをついてはいけませんよ、そろそろ禁断症状が出かかっているRTS患者なんですからね、ここはしっかり生ラーメンのお買い物を済ませ対処予防しておきなさい。
で、ベーカリーのコーナーに面白いセットを見つけたのでカゴに入れてしまいました。ええお得なハンバーガーのセットなんです、鶏の唐揚つきってのに揺さぶられましたね。
チーズハンバーガーに唐揚が二個…これでワンコインをヨユーで切ってますからお値打ちですよね。でもボリュームがちいっと足りないかな～ってことで、母上用に購入したサンドイッチを少々くすねてプレートに並べてみました。
へえ～けっこー美味いじゃん、まあお手軽ランチならこれにコーヒーでもあれば上等ですよね。
そして予定通り夕食は煮魚です。鮮魚コーナーにはこの時期よくメにする北海道産を謳った黒ソイが並んでいましたので、献立は煮魚ってことで迷いはありません。
この魚、真鯛の獲れない北海道では昔から " お祝いの魚 " として珍重されてきました。確か中学生くらいの時だったと思いますけれど、結婚式の引き出物料理に黒ソイの焼いたものが入っておりましてね、皮に紅く着色して鯛に見立ててあるわけです。食べると食感食味が違うので訝しそうな顔をしていただろうボクに、父親が「昔から北海道では…」と件の説明をしてくれたわけです。
な～るほど…見た目だけじゃなくて身肉にも豊かな脂がのっていて、ほっくり軽い食感と淡白ですが旨味のあるその味に感心したものです。
北海道釧路に住んでいたころは食す機会は少なかった記憶がある黒ソイですが、静岡に戻ってきてからの方が逆に購入回数が多くなったような気がします。きっと懐かしさもあるでしょうし、年齢とともに煮魚や焼魚の味をカラダが要求するようになったからでしょうね。
この時期に美味しい魚ですし、メバルやカサゴが近い種類なので同様な調理加工が向いているようです。岩礁帯で生活するため漁獲量はそう多くはありませんが、見かけたらいちどは食してみる価値があると思いますよ。エロおやぢは好きな魚です。
■ 師走の庭風景 ベニサラサドウダンの紅葉と遅れてやってきたデイジー
春先には美しい紅色の花で楽しませてくれたベニサラサドウダンですが
師走が近づくとこうしてその葉も紅葉して
一年に二度三度と楽しめる庭木です
低木でお手入れ要らずなところもズボラ野郎向きかな
秋明菊…ハマギク…アスター…
他のキク科の植物たちがお終いになるころになって
一本だけ残ったデイジーがやっと花を咲かせました
色が濃くて印象深いですねえ
