■ 北海道産・肉厚子持ちの逸材
帰宅すると母上が待ち受けていて「スゴいカレイを買ってきたから煮魚にしてちょうだい」と宣うのです。はいはい、やりますやります作ります。いつも行く流通大手某Aで見つけたものらしいのですが、なんとお見事なクロガレイなのでしょう!肉厚で1㎏近い重量はありそうな肥えた魚体に子もたっぷりと抱えていて、これは煮つけにして食す気がモリモリと湧き出てくるのも無理はありません。
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クロガレイは主に北海道の東部で漁獲されるカレイですが、小型のものは安価で庶民のお魚ですね。煮つけの他には唐揚・フライやムニエル、新鮮なものならばお刺身もオッケーとのことです。お刺身は現地じゃないとムリかとは思いますけれど、こうした大型かつ肉厚のものならばムニエルにしてもよかったかなあ…と今になってみれば思ったりもします。まあ何と言っても甘辛醤油味の煮つけが王道ですしね、間違いのない選択ですよ。
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あぁ美味しいカレイですね、お値段のわりに満足のゆくお味です。ほっくり柔らかな身肉とクセのない風味…食べても食べても「おいち~♪」などと幼児化してしまうヨロコビが長く続きます。
旬は秋口から産卵直前の春ごろまで、運がよければあと何度かはこの逸材を楽しめるかもしれません。うっふっふ~、次回はムニエルだな。