パッカンステーキ

巣籠り事情の賜物か

ネットでツイッターをパラパラと見漁っていたら『パッカンステーキ』なるものに出会いました。
パッカンって缶切り不要の缶詰の事としか知らないエロおやぢですから、いったいどんなん?と興味ワキワキでその内容を確かめてみるのです。
果たしてその実体は…まあ!何と!スーパーで購入してきた挽肉パックを調味やコネコネなどな~んにもせずに、そのままパッカンとフライパンに開け、テキトーに塩コショウなどを施しては焼きあげるステーキのことなのでありました。
おぉ~ズボラなエロおやぢにはぴったりのレシピではありませんか!しかしよく考えたもんだよなあ…最近の若い連中は従来の固定概念みたいなものを持っていないのか、それとも知っていても価値を感じないのか…とにかくその斬新な発想には感心しますよ。

挽肉を無加工で焼くというレシピはよ~く考えるとあるにはあったわけです、全国テキに有名になった某ステーキ店の〇〇ステーキってのはソレに近いものだし、逆に挽肉の質やお味がモロに出てある意味傑作だったとも言えるわけですよ。そしてそこに気が付いた考案者殿はなかなかのエキスパートと言えるのではないでしょうか。
で、エロおやぢも早速トライしてみるわけです。ただし某テレビ番組で人気の「やってTRY!」みたいなトンデモ料理にはなりませんからご心配なく。

パッカンステーキ   Arsenal V.I.Lenine MC HELIOS-81N 2/50  SONY α7

パックに挽肉を強く押し付け成形します。その上に塩とブラックペッパーをガリガリしてフライパンにパッカン…。途中で割れそうになったのでテキトーに寄せていたらハンバーグみたいなカタチになってきてしまいました。まあお味の方は一緒ですから無視してそのまま突き進みます。
仕上げはバター醤油でコクと照りを出して出来上がり、あら~ジツにカンタンですね。メンドなテマヒマや調味もなく、ジツにあっけらかんと料理が完成するのですが、べつに悪びれたり恥ずかしがったりする必要はありません、こーゆー料理なんですから。
 

GRAN VEGA Vino Tinto

深い味わいはありませんが、まあソコソコに美味しく食べられます。ただちょっとフツーの挽肉(今回は牛豚合い挽き)ですとセンイが細かくなりすぎていましてね、若干ニクニクしさが失われております。出来れば超ボロボロな粗挽きか、ブロック購入でテメーで粗挽きニクを作ればより美味しく…ってさ、それじゃあパッカンステーキとは名乗れない料理になってしまいますな。ここはあくまでパッカンにこだわって美味しくいただける工夫をするのが正義かと思います。
ちょっと消化不良でした。近々にリトライしますよ、その時はバターを使わずにもうちょっとシンプルに…とウズウズしてきました。
昨今の巣籠り事情が生みだしたレシピではあるようですが、調理経験の少ない方やスキルに自信のないヒトでもカンタンに美味しく、そしてボリュームたっぷりにいただけるニク料理として発展させるのも悪くありません。いい課題が出来たようです。



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庭風景  大輪バラが遺したもの


大輪の黄バラは花期が短くてあっという間にその花弁を落としてしまいます
あ~あ…なのです
しかしよく見るとなかなかに面白い造形を遺してくれているのですな
大輪のエネルギー感もそのままに…まるで太陽のような

 

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庭風景 大輪バラが遺したもの   Nikon Ai AF MICRO NIKKOR 2.8/60  SONY α7