カワハギの煮つけ

冬季が旬のキモを味わう

カワハギは小骨が少なく身離れがいいので煮魚で人気のあるお魚です。
尤もスーパーなどで売られているものは名称こそカワハギとなっておりますがジツはウマヅラハギであることが多く、誤用なのか恣意的なものなのかは判りませんがとにかくその辺りはもうちょっと厳格な運用をしていただきたいものだと思います。もう何度もこの駄文日記で吠えておりますが、ビンナガマグロのことをビンチョウマグロと呼ぶ世紀の大誤用と同様に放置しておけばただでさえ低下している日本語のアイデンテティがますます…って脱線ですよ脱線、元へ。

そんなカワハギが隣町のちょいハイソ系スーパーの店頭に並んでおりましてね、おぉ~と感動に近い唸り声をあげてカゴに入れるエロおやぢであります。そのスーパーの鮮魚担当者はきっとウマヅラハギと区別したかったのでしょうね、経木に書かれた名称はホンカワハギとなっておりまして、それは本来そんな名称は存在しないわけですが、まあその意気込みを汲んでオッケーにしましょうか。

さて調理は煮つけであります。お醤油・お砂糖・酒・味醂…ごくフツーの煮魚でありますが、調味汁は濃い目に調製してタタッと仕上げるいつものタクティクスであります。アクセントに古根生姜と鷹の爪、料亭や料理屋さんでもやっているスタンダードなレシピです。

カワハギの煮つけ   Tokyo Kogaku RE.Auto-Topcor 1.8/58  SONY α7

やっぱり美味しい!しっとりほっくりな身肉がたまらなく日本酒摂取量を加速させます。そしてこの日のハイライトはそのキモですな、とろ~りふんわり海の滋味ってカンジでして、これを喰わずしてカワハギを語るな…と云われる由縁でもあります。
スーパーでの販売パックは皮を剥いでワタを除去してある親切下処理が施してありましたけれど、ちゃんとそのキモだけは残してありましてね、う~んオヌシわかっとるやないかい…と鮮魚担当者をホメてあげたいキモチです。

MOW 甘熟いちご練乳

デザートは MOW の限定品 " 甘熟いちご練乳 " です。おいちいですねえ、いつもながらこの製品シリーズは優秀です。
クリスマスからお正月にかけてイチゴは高値で推移しているのでそうカンタンに手出し出来ません。まあ年末年始くらいはちょいと購入する予定でありますが、平素の食事ではもったいなくて…それまでの間こうしたスイーツで想いを盛り上げておくのも悪くないでしょう。
晦日まであと一週間、ビョーキにはなってますけどケガまではしないように気を引き締めてがんばります。
 
 
 
 
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師走の庭風景  檀の紅葉


檀の葉が真っ赤に色づきました
午後になるとこうして陽光が透過しその陰影を際立てます
例年どのレンズで撮影するかの悩みがまた楽しいわけですが今年はこの一本
旧い設計のものですがなかなかの描写であります

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師走の庭風景 檀の紅葉   Nikon  NIKKOR-Q・C Auto 4/200  @ SONY α7