ヅケ山かけ

エラソ感たっぷりのお値打ち庶民派

ヅケと云えばマグロであります。高級なマグロからフツーのマグロまでいろいろ利用可能ですが、やっぱり高級なクロマグロなどはそーゆーコトをするのはもったいない感じがしてスタンダードにお刺身といったセンがいいと思います…と言うよりも、トンボ(ビンナガ)やキハダなど比較的安価な庶民派マグロの方がこの調理方法で飛躍テキな食味の向上が得られるのではないかなぁと控えめな発言にしておきましょうか。

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平素はたいていトンボかメバチのサクを購入してきてはヅケにするエロおやぢでありますけれども、今回は各種お刺身の切り落とし…つまりマグロに限らずタイやブリそしてサーモンなどがゴッタ混ぜになったアレですな、よく魚屋さんの店頭でお買い得パックみたいなカンジで並べられている商品です。
と言ってもレシピとしては何ら変わることはなくチャチャっとヅケだれを作ってはよく絡め、20~30分間ほど寝かせておくだけのズボラ酒肴なのです。
大和芋をすりおろし、その上にヅケミックスをダダッとかけてやるだけで完成。どうですこのエラソ感…とても一人前が原価¥300未満で出来上がる料理じゃないように見えますよね。

忠正 本醸造

いいなあ、旨いなあ…美味しいのはもちろんですが、様々なお魚のお味や食感を楽しめて、しかも日本酒の肴としては最高レベルじゃありませんか、もう嬉し過ぎてついついオーバードリンクしてしまいます。
この日の相棒は静岡市内に蔵を構ていた老舗酒造が廃業してしまったために、同市内の酒蔵がその名を引き継いで製造販売している「忠正」であります。銘酒「安倍街道」と共に歴史と伝統ある酒として静かに味わいたい日本酒ですな。
 
 
 
 
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