■ テメーで作る特権
久しぶりに叉焼を作りました。調味液漬け込み三日、休日に合わせて焼きあげるいつものヤツです。
しかし豚肉の塊に調味を施して焼いたものをチャーシューと呼ぶわけですけれど、その表記文字はカタカナの他に焼豚あるいは叉焼となりますな。どちらも一般的に用いられていて特に区別の必要はありません。いや、厳密に申し上げますと違うのですけれど、その違いを理解して作ったり販売しているとは限らないわけでして、消費者側としては逆に理解していない方がストレスが少なくて済むと思います。因みに近年流行りのコテギト系ラーメンにトッピングされている肉厚大判ふわとろチャーシューね、あれは煮豚ですので焼豚あるいは叉焼とは別のお料理であります。
その昔、都内の某中華料理店に入って食事(と言っても酒を飲るための飲食です)をしたときに、店内に掲示されているお品書きに " おつまみ叉焼 " ってのがありましてね、そりゃ知ってましたよ叉焼の読み方くらいは。
けれどもそのお店の若く可愛らしい女性店員をちょっとイジってみたくなったエロおやぢは「すみませ~ん…あそこに貼ってある " おつまみマタヤキ " っていったい何なんですか?」なんてことを訊いてしまったりしたのであります。
同行者は飲みかけていたビールをブッ!と吹き出し笑い転げているし、ねーちゃんは顔を赤らめ返答に困ってモジモジするだけ…な~んて作り話はいいかげんにして駄文日記の本編突入であります。
叉焼を作るのは偏にラーメンを美味しくいただくためでありまして、付帯事項・余剰案件としてこうして焼きたてを切り落としては酒の肴に出来るのはテメーで作るヒトだけに与えられる特権であります。
一般的に売られている叉焼の場合はカラシ醤油でいただいたり焼肉のタレなどをつけてみたりもしますけれど、エロおやぢの作る叉焼はしっかり味をシミ込ませ香草やスパイスの風味を纏わせておりますのでプラスアルファは無用、そのまんまでスパッといけます。いや~美味い、凝縮されたニクの旨味じんわり、軽やかな脂の食感とスバラしい香りがビール欲求頻度を加速させます。
休日ですからね、もちろんいつもの " なんちゃってビール " ではなくモノホンの上等品をいただきます。あぁ叉焼が旨いからビールも美味いんだよなあ…ん?その逆もアリ?う~んアリアリ。
まあそんなこったあドッチでもいいよね、焼きたて叉焼あぐあぐしてビールぐびぐびぷは~すれば日頃のストレスなんざすっかり忘却の彼方さ。
■ 如月庭風景 庭乃梅三分咲
庭の梅が三分咲きくらいになっております
雨や強風にも負けず今年もしっかり咲いてくれるようです
有難いことです
満開になったらもういちど撮影しましょうか
1:25pm, February 20. 2022. @My Garden