■ 牛にも若いヤツがいたのね
鶏肉は成鳥をヒネ、五カ月未満のものを若鳥と呼んで区別しているようですが、牛にも若いヤツがいることを知りませんでした。品種や地方によってその肥育基準が違うのでまちまちではありますけれど、概ね14カ月から20カ月くらいで出荷されるものが多いようです。
一般的にはさっぱりとした赤身肉が中心ですが、サシの多く入った成牛の特徴も兼ね備えており、ちょっとだけヘルシーな方向に振りたいと思っていらっしゃる方には都合の良い商品かもしれません。
実際に食してみた印象もよく、程よいニクの弾力と「喰ったぜ～」みたいなワイルド感がお若い方々のクチに合いそうです…でも最近の若い連中はクチが肥えてるからなあ、あまり無責任な発言は出来ませんな。
まあエロおやぢが晩酌の肴にする程度ならオッケーでしょう、何かのアニヴァーサリなどフシメフシメの行事には不向きかもしれませんが、平素の食卓ならばこいつで上等です。
このところお気に入りにしている " 蒸し野菜 " もヤサイの種類によって蒸し時間を変え、最後のトッピング段階でドンピシャのタイミングで合わせられるようになったり、ステーキに使うシーズニングも福岡県久留米にある「そーろく」さんの無添加製品を使うようになったり、まあ適宜いろいろ工夫しております。あまりハデなことはもうしたくありませんけれど、こうしてお家で創意を凝らしては挑むお料理も楽しいものですよ。
