■ いつまでもあると思うな親と金
若いころは焼肉を食べに出かけるのは給料日を過ぎてからとほぼ決まっていたものですが、平素のおサイフ事情に若干のヨユーが生まれる年代になりますと、まあテキトーと云いますか喰いたい時に喰う…といった行動が出来るようになるわけです。
ただし先般から申し上げている通り、近年は量よりも質に重きを置いておりましてね、たくさんは要らないから上等なやつを喰わせて欲しいと願うようになりました。そうは言っても野放図な外食ヤキニクは財政破綻の一因となりますから、その辺りはセイヴマニィな支出計画を必要とするわけでして、やはり必然的に " おうちヤキニク " を真っ先に候補とする食生活なのですね…いつまでもあると思うな親と金って金言がドスンとココロに覆い被さっているのであります。
同じスーパーマーケットでもそのターゲット層によって品揃えは異なるものでありまして、エロおやぢが標準利用するのは圧倒テキに庶民派スーパーですから、あまり高価なニクは置いてありません。ですから、ニクのパックをあーでもないこーでもないとココロをざわつかせながら吟味するのでしてね、ようやくチョイスが終了するころには空腹も限界でして、慌てて帰宅してはガサガサ支度を開始するわけです。
へへ、今日選んできたニクはランクは下位とは云うものの、いちおー九州の銘柄牛ですからソコソコに旨いでしょ。いつもの減煙焼肉プレートにヤサイと共に拡げたらステキな焼色がついてくるのを待ちましょうか。
テメーの胃袋の許容量や嗜好が変わったんでしょうね、この十数年は白ゴハンを必ず用意してヤキニクを楽しむようになりました。早くハラいっぱいになっちゃうじゃん…と思うのはニクニク喰いたい若者だけの話でしてね、甘い香りと旨味のある脂を存分に楽しむのはオンザライスに軍配が上がるのよ。もちろん青ジソの葉でエゴマの葉を代用し、美味しいキムチや焼ヤサイも添えてわしわし喰いましょう。ただしこの下品な喰い方だけは若いころとちっとも変ってないような気もしますけど、まあいいよね…身の丈に合った生活してますから。
■ 文月の庭風景 楓の木漏れ陽
リサイクルショップで見つけた Nikon の美品ズームレンズは
¥880という持ってけドロボーみたいなプライスで有難いものでしたが
なんだかイマイチな描写しか得られなかった「ヤキニク丼」のフォトです
悔しいから前から持っていた似たようなズームレンズを楓の撮影に使ってみると…
やっぱりこのほうが断然いいよなあ