■ カン違いのちハレ
決して稀なことではなくなってしまったカン違いってやつですね…冷蔵庫には未だあると思っていた青葱なので、ラーメンの薬味として準備すべくテにとってみれば「うっ！なにこれ～」、なんと " ニラ " だったわけです。
あぁやっちまったなあ…ホントに最近はこのテの失敗と云いますか、小さなカン違いが多くなりました。いまのところ大失敗はないのでヨシとしておりますが、そのうち大きなミステイクを冒すのではないかと恐怖心を抱いております。いきおい各種行動に於きましても慎重を重ね時間をかけて考えることも多くなり、日常生活に支障は出ていないとは云うもののクルマの運転などでは頗る神経を払うことが多くなりました。若いころはダサいとかトロいと思えてしかたのなかった老人性行動が、いざテメーに起こりつつあると考えると、情けないを通り越して自らに対しての怒りにも似た心境に陥ることもあるのですよ。まあヒト様にご迷惑だけはおかけしないつもりではありますけれど、とにかく平穏に暮らせたらなあ…と願うばかりであります。
そのラーメンですね、青葱がなくっちゃ始まらない気もいたしますが、ないモノはないのでありましてどうにもなりませんね、ここは開き直ってベツの道を邁進するしかありません。
どうだい『ニラそば』って改名して、事情を知らない方にこのミステイクを知られないように仕向けることだって可能ですよ。うんうん、いいアイデアだぜ！ナイスじゃないか『ニラそば』、カン違いのちハレってもんだい。どうせならもうちょっと大量にニラを刻んでぐわ～っと盛ってやるとインパクトがあってよかったかもね…ってさ、これくらいで丁度良かったんじゃないの？近年はバエなる腐った概念に囚われて異常な方向に走る食べ物も多くなってるし " 足ることを知る " って感覚を大切にした方がいいと思いますよ。
なんだかすっかり大人しくなっちゃってエロおやぢらしさが消えてる気もするんだけど…ま、いいか。
■ 文月の庭風景 間もなく葉月
例年脱皮したばかりの蝉を庭で見かけますが
翅が乾くまでジッと耐えて待つ姿が健気なものですよね
近年の研究では地上に出てから一カ月くらいは生きていることがわかり
地中での長い生活も少しは報われるんだなあ…と
先日咲き始めた百日紅はイッキに勢いを増しております
日中のまるで熱風のような風に揺れる姿は
憎らしいほど盛夏を感じさせますけれど
盆のころには過去の栄華に
