■ とりたま
老舗仕出し弁当屋さんの人気駅弁
先日は菩提寺のある清水へお墓参りに行ってきました。父やご先祖様の眠る墓に花を手向け線香を供え…いつも通りの年末行事であります。
エロおやぢの生まれたその清水の街は駅周辺の再開発や港湾の商業施設の拡充など、緩やかな発展を遂げているのは誇らしくまた喜ばしいことです。そんな清水のちょいハイソ系スーパーはときどき利用するのですが " オリジナルのお弁当 " の充実には目を見張るものがありまして、これもまた楽しみにしていることのひとつです。
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ところがそのお弁当コーナーには静岡の老舗仕出し弁当屋さんの駅弁も必ず並んでいるのでして、それもまた楽しみの一つなのですよ。特に歴史ある幕の内弁当や伝統の鯛めしなど、単に有名であるばかりではなくその食味の優秀さが各方面で絶賛されていて、それもまたちょっと誇らしいキブンにさせてくれるものなのですな。
今回購入したものは『とりたま』という聞いたことのあるようなナマエの商品です。某有名食品メーカーのソレはもはや国民食に近いフリカケでありますけれど、このお弁当は煎りタマゴに鶏肉の煮たものを合せトッピングしたものです。見た目にも楽し気ですが、なんだかコドモのころに母が作ってくれたお弁当を思い出すような懐かしさもあるフェイスなのですね。
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食してみて驚いたのはこのタマゴと鶏肉に隠れている炊き込みゴハン部分です。カマボコの細切りやシイタケそしてタケノコがたっぷり使われ、やや甘く調味された鶏ダシごはん、その美味しさといったらもう!もう!もう!なのですよ。たかが550円のお弁当とバカにしてはいけませんね、旅先でこんなお弁当に出会ったら小躍りしてリピート購入の約束を大声で宣言するでしょう。
あ~失敗だったなあ、その炊き込みゴハン部分の写真も押さえておけばよかった…、美味しくて夢中で貪ったものですから、もうそんなコトはすっかり忘れておりました。ナニゲに散らしてあるグリーンピースのヴィジュアルも好きです。