サーモンの白ワイン蒸し

サーモンの白ワイン蒸し

60年前のグラタン皿でいただくチリのサーモントラウト

未だ小さなコドモだったころから当家の食卓に登場する器があります。もう60年近くの時を経ているもので、今どきの基準なら小さめなグラタン皿ですね、舟形のクラシカルなスタイルが気に入っております。
先日も某有名ホテルで料理長殿がこのお皿によく似た器にお料理を盛りつけられておりましてね「あ~コレってウチにあるやつと一緒じゃん!」と思わず叫んでしまいました。それくらいトラディショナルなものなのでしょう、品格と風格そして美しいフォルムを兼ね備え、また食べやすさにも配慮された優れた器と云えるかな。

サーモンの白ワイン蒸し   OLYMPUS FTL F.ZUIKO AUTO-S 50mm F1.8 (M42)  SONY α7

まあそんなに上品な家庭ではありませんから、ぞんざいに並べられてガサツな食べ方をするだけではありますけれど、こーゆーモノがあるだけでなんとな~く優雅なフンイキに包まれるのは事実ですし、また一般の食器屋さんではもう入手出来そうにもないので大切に扱っています。
いつもはアルミフォイルに包んで作るチリサーモンのワイン蒸しも、こうして舟形グラタン皿に仕込んでみれば、なかなかに高級感も出ていいカンジです。アンダーには玉葱や白菜そしてキノコなどのヤサイを敷き詰め、しっかり白ワインとバターの風味でいただきました。

TEACHERS

食事を終えてなんだか物足りないような気がしましてね、スコッチウイスキーなんぞをオンザロックスでいただきます。EUとの協定で輸入の自由化がなされ、昔に較べたら随分お安く入手できるようになりました。
ボンビなエロおやぢには福音ではありますけれど、昨今の世界情勢を鑑みますとこの先いつまでこうした楽しみを続けられるのか、ちょっと不安になったりもします。
まあ元来が極楽トンボですから、あまり深くなんか考えてはいないんですけどね。
 
 

 
 
 
 

如月富嶽


一昨日の雨が富士山の冠雪をより白くしました
ただし朝から西風が吹き荒れ
山頂には雪煙が舞い上がっております
富嶽はまだ冬の真っ只中
 
6:58am, February 27. 2024. @Fujinomiya-City

如月富嶽 February 27. 2024.   FUJI PHOTO FILM FUJINON-T 135mm F3.5 (M42)  SONY α7