初夏のボンゴレ・ビアンコ

武漢肺炎の感染防止対策として某国営放送ではしばらく前からいくつかの注意点をアナウンスしておりますが、その中のひとつに「お買い物に行った際は展示してあるものにはなるべく触らないように…」などとしています。
まあソレはソレで言いたいことは間違ってはいないのですが、コトバの選択が間違っておりますな。判りますか?そう " 展示 " って単語ですよ。商品は美術館の作品ではありませんし見せ物でもないのですから " 展示 " はないでしょ!と思います。
こうした場合は " 陳列 " を用いるのが通例でありまして、ムカシはそういったコトバの選択が厳格かつ正確だった某国営放送も国語力の低下が顕著に現れているこのとの証拠でしょうな。そして誰もこの誤用に気づき指摘するヒトがいない…というお粗末さに我がニッポンの行く末を案ずるエロおやぢであります。
あ~冒頭からいきなりステーキ…じゃなくって、いきなり脱線ですよ…本線に修正しましょうか。
 
 

ボンゴレ・ビアンコ feat. アスパラガス

いつもお買い物に向かう庶民派スーパーは砂出しアサリが常に売り場に並んでおります。塩水を入れたザルつきボウルにアサリが入っていて、そりゃもうピュ~ピュ~元気に潮吹きしているわけです。その " 潮吹き " ってのに異常な反応をしてしまうエロおやぢでありますが、それはまた別チャンネルで楽しむことにしまして、そのボウルで陳列されていて即使える砂出しアサリを目にする度に「あ~喰いてえ!」と思ってしまうのですね。
アサリを用いた料理はいろいろありますが、何と言っても母上の好物である『ボンゴレ・ビアンコ』ね、だいたい真っ先にこいつを思い浮かべるわけです。それに夏に向かうこの季節はアサリのシーズン真っ只中、買わないテはありません。

ボンゴレ・ビアンコ feat. アスパラガス   KONICA HEXANON 1.4/57  SONY α7

前回は確か『ボンゴレ・ロッソ』にしましたからね、飽きないようビアンコ~っ!です。まあフツーに仕上げても良いのでしょうけれど、やはり今が旬のアスパラガスをフィーチャーするほうが愉しいに決まってます。
新鮮で柔らかい地元産アスパラガスですからね、ハカマ除去と適宜カット以外は何の下処理も不要です。アサリと一緒にタタっとワイン蒸しにすればオッケー、あとはアルデンテに茹でたディチェコ No.11 スパゲティーニを合わせれば出来上がり、本当にテマヒマ要らずなのに極上な美味しさのパスタ料理が出来上がります。
あぁ美味しい…よく冷えた白ワインが欲しくなります。ぷっくりと肥えたアサリがたまらなくいい…いつまでも食べ続けたい美味しさなのであります。



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庭風景  いろはもみじ「武蔵野」


モミジは紅葉と書くくらいですから秋でしょ…てのが常識でありますが
中には新芽から枯れ落ちるまでずっと紅色~赤紫色のものもあるのでして
当家のそれはイロハモミジの園芸品種「野村紅葉(ノムラモミジ)」であります
ノムラの由来は「濃紫(のうむら)」…つまり成長した葉が濃い紫色をしたものなのですよ
古くは「武蔵野」と呼ばれ江戸時代から庭木として親しまれてきたと聞きます
う~ん…ノムラより武蔵野のほうが風流なカンジがしていいなあ

 

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庭風景 いろはもみじ「武蔵野」   Nikon Ai Micro-NIKKOR 3.5/55  SONY α7

 
 
 
 
 
 

ニラ祭り その3(最終回)

ニラの豚バラ巻

よく食したニラ料理もこれで最終回であります。お祭りなんて称してはおりますが、実際はデキすぎちゃって困ったニラの処理をどーするか…なんて必死の形相で無いチエ絞って消費拡大に努めたエロおやぢの奮戦記であります。う~ん、それも大袈裟な言い方だなあ…まあとにかく喰っちまおうじゃないのよ!てな駄文日記でしょうな。
ここまではニラ玉チャーハンにしたりニラと七味もやしのラーメンで食したりとナゼか中華系で攻めていますが、そろそろ違うベクトルに持ってゆきたいなあ…なんて思っておりました。

収穫したニラと豚バラ肉

テレビの料理番組やネットの専門サイトでもヤサイを豚バラ肉で巻いたものはよく見かけます。この季節ですとアスパラが最もよくメにする豚バラ巻ですよね、あ~美味そう。
そして静岡が名産の " 新生姜 " をマキマキして焼いたものもつい先日知りました。おいおい、これはめっちゃ美味そうじゃないか!絶対にジッコーしてボクも駄文日記で自慢しちゃお~なんて考えたりもします。
未だハシリなのでお値段は少々高めですがその新生姜を購入してきました。お~っし、いよいよ「新生姜の豚バラ巻」劇場の開幕だぜい!と意気込んだエロおやぢですが、その前に立ちはだかったのが菜園のニラたちであります。ちょっと待てよ~、オレたちを見捨てるのかい?と恨めしそうな目をしているではありませんか。

ニラの豚バラ巻   Nikon Ai-S NIKKOR 1.4/50 (Stepped Nose)  SONY α7

考えてもみればわざわざ高価なヤサイを買い求めなくとも、当家の庭の菜園にはリッパなニラちゃんがスタンバイしてくれているんだよなあ。そうだ、いっそ件の料理をそれを使ってやってみるのもいんでないかい…てなもんです。せっかくスカウトしてきた新生姜ちゃんですが、ここは少しお待ちいただいて後日活躍していただきましょう。
さてそのニラたち、マキマキして加熱すればどうせクタクタに少なくなってしまうんだから、太めにたっぷり巻いてやれば持て余していた在庫もイッキに始末できるってもんさ…これは一石二鳥だにゃ~。

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ニラの豚バラ巻断面とレモンサワー

豚バラ肉には塩コショウで軽く下味をつけ小麦粉少々を結着剤として振っただけ、けっこーあっという間にマキマキ仕込みは終わります。あとはフライパンでコロコロ転がしながらテキトーに焼いてやるだけです。見た目もインプレッシブな出来上がりですよ、ひとくちサイズにカットして元のカタチになるようにお皿に並べれば長物感アピールになりますね。

おぉ~ニラのシャッキリした食感がたまりませんな、豚バラ肉の脂がいいカンジに回っていてエクセレントであります。塩コショウしてありますからそのままでもイケますし、お醤油系のタレやポン酢などで食しても美味しくいただけますね。薬味にも拘りたいところですが、ニラの風味をストレートに味わうならばこのままのほうがよいと思います。
相棒のドリンクはもちろんビールでしょうけれど、白のスパークリングワインとかレモン系サワーも大いにアリです。あ、ボクですか?ビールにレモンサワーにハイボール…最後のニラ祭りでちょっと調子に乗り過ぎました。


 
 
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ビオトープ


当家の横を流れる小川にはたくさんの生き物が生息しております
野鳥が飛来する姿もしばしば見られ
先日はカルガモがやってきては水草などを忙しそうに啄んでおりました
哀愁のイナカ町ならではの景色でありますが
多くの田圃が宅地に変わり環境が激変する中
このビオトープもいつまで在り続けていられるのか

 

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小川のカルガモ   AF-S NIKKOR 4.5-5.6/70-300G ED VR  Nikon D300

 
 
 
 
 
 

そうだ、焼鳥を食べよう!

" はんごろし " で味変チャレ焼

そうだ、焼鳥を食べよう!と思い立ったのは夕刻も迫る午後の遅い時刻です。いやいや心配は無用、都合の宜しいことに根深ネギはとびきり新鮮なやつを買い求めてきたばかりだし、何かに使おうかと取りあへず購入しておいた鶏モモ肉も未冷凍のまま…もう「サッサと串打ちしてくれ~」と云わんばかりのスタンバイが為されているのよ。
シゴトでへろへろに疲れて帰宅してから焼鳥の串打ちってのは辛いものがあるけれど、このところの外出自粛でエロおやぢのエネルギー備蓄にはヨユーがあるのよね、タタッと済ませてサクっと焼き、冷たい黄金ドリンクをぐび~っと飲る姿を想像してはヨロコビ勇んでその作業に邁進するのですよ。

串打ちした焼鳥   CANON FD 1.4/50 S.S.C.   SONY α7

テメーでやる串打ちってのはスキな大きさに鶏肉をカットできるところがいいのです。小さめにカットしたものの繊細な美味しさもあれば、ちょっとジャンボなサイズに仕上げてガッツリ食す歓喜もある…そう、その時のキブンでテキトーに仕掛けてゆく楽しさったらありゃしない!
今回はチャレ焼にしました。もうタレのレシピは確定しておりましてね「うりゃ~オレの作るタレは日本イチだぜ!創業以来継ぎ足し継ぎ足した秘伝のタレ?ん~なもんクソ喰らえってなもんだい…」とうそぶくエロおやぢのドヤ顔…てのはウソですけれど、まあソコソコに旨いタレも…って書きかけて気が付きました、このセンテンスの頭ね…今回は " チャレ焼 " だってよ~笑えるぜ、完全にタイプミスでやんす。タレ焼ですタレ焼、困りますねえ。

" はんごろし " のせ焼鳥

ただその " チャレ焼 " ってさ、偶然だけど面白いネームだと思います。いーかげんでテキトーでズボラなエロおやぢがチャラチャラと焼いたってカンジがしませんか?とっても " らしく " てファニイなお名前…商標登録しちゃおうかなあ。
ところで食している途中で思いついたことは以前に食した「野沢菜はんごろしキムチ漬」をそのチャレ焼にオンして喰ったら美味いんでないかい?てなことなのです。
ええ、結果は大成功!もうめっちゃ美味いのよ、味変なんてもんじゃなくってこりゃ独立国家だな…チャレ焼の意味もチャラチャラとチャレンジしました~みたいに深まったのもイケてます。





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護岸石積みの花たち


護岸の石積みにはヒメツルソバが繁茂していることを先日フォトにしましたけれど
この名もないコギクのような花もジツはたくさん咲いておりましてね
白いものとピンクのものが混在しているのがなんとも美しいわけです
ただ放置すると増殖して護岸を傷めてしまうのでソコソコにコントロールしてますが

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護岸石積みの花たち   TTArtisan 1.4/35 C  SONY NEX-7

 
 
 
 
 
 

やっぱりラーメン

澄んだ醤油スープそして自家製叉焼

とにかく美味しいラーメンのために…と叉焼を手造りした先日でありまして、そのモクテキをいよいよジッコーに移すわけです。叉焼は白髪ネギなどと共にそのまま酒の肴にしたり、あとはゴハンの上にドバっと乗せてはチャーシュー丼にしてみたり…といろいろ楽しむわけですが、やっぱりラーメンなんですねえ、その美味しさが最も輝くのは。それは叉焼の味付けをラーメン向けにチューニングしていると云うのもあるかも知れませんが、熱いスープの上で脂が程よくトロけ赤身部分もタンパク質結束を弛緩してゆく変化がその美味しさを助長しているように思われます。

その他の具材はお約束のナルト巻・メンマ・板海苔・刻みネギ。昔は茹でたホウレン草を添えるお店もよくありましたが、近年は殆ど見かけなくなりましたね。かく言うエロおやぢもたまたま手元にソレがある場合を除きトッピングとして使うことはありませんね、たまに食すラーメンのために少量を確保するのは難しいハナシだからです。

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自家製叉焼の中華そば   Asahi Opt. Super-Multi-Coated Takumar 1.8/55  SONY α7

あぁ、やっぱりラーメン!美味いなあ…こーゆーコンサバティブなやつが一番スキです。クラシカル、トラディショナル、オーセンティック…う~ん横文字ばかり並んでしまいますねえ、まるで " やってる感 " アピールのお上手な某都知事ヲンナみたいですが、彼女のように耳当たりのよいカタカナを選び並べキーワード化させてはエセな賢さを演出するつもりはありません。それにあのお方、本当にリーダーとしての資質が皆無ですね…クチ先ばかりで何もやってない、決して騙されてはいけませんよ。そのうち化けの皮が…って脱線ですよ、元へ。

そうそう、該当する日本語で表現しますと古典的・伝統的・正統派の…とでもなるのでしょう。たまにこうしてお家で趣味みたいに作るから出来ることなのでしょうけれど、これを商売として維持するのはなかなかに気骨の要るシゴトであります。いーかげんかつズボラなエロおやぢには継続不能な食文化ですな。
そしてどのようなラーメンもそれぞれに美味しいものですが、最後はココに帰ってくる気がします。いついただいても食べ飽きない美味さが安心感をもたらしてくれますし、食のさまざまなエッセンスが盛り込まれたレシピとお料理かと心得ております。やっぱりラーメン。






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庭風景  ケロ助ツインズ


軒先にあるデンドロビウムの鉢によくいるケロ助たち
仲良く並んでお昼寝ですかい
ヨルは活発に活動してたっぷり栄養摂取でしょ…よく肥えていますな
あっボクもそこのところは気をつけないと

 

庭風景 ケロ助ツインズ   Nikon Ai Micro-NIKKOR 3.5/55  SONY α7






ランチはパンのプレートで

今朝の富士山


若干霞んではおりますが上空の雲がキレイです
冠雪も少し増えました
去年の今ごろはどうだった?と調べてみたらほぼ似たような様子でしたよ
あぁ今日から五月か…


5:23am, MAy 01. 2021. @Fujinomiya-City

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AF-S NIKKOR 4.5-5.6/70-300G ED VR  Nikon D300

 
 
 
 

ランチはパンのプレートで

昼食にパンを食すことはほとんどありませんが、先日はお買い物中に疲れ果ててしまいましてね「あ~もういいや…メンドくさいからパパっと喰えるパンを買って帰ろう」と日ごろの勤勉さを放棄することにしました。

ん?オマエが勤勉?笑わせるんじゃねえ…
ええ、確かにそうでございます。テメーの愉しみや趣味のことはそれこそ勤勉に励むくせに、ヒトさまのためのことやら社会人としての義務及びニッポン国伝統の道徳テキ行為につきましてはまさに " ズ・ボ・ラ " そのもの、ヘーキで責任を忌避し放置したままのエロおやぢです。困ったやつですが今さらもうどうにもならないので、あとはなるようにしかなりません、テキトーに生きてあの世に旅立つつもりであります。まあそれまではのらりくらりと上手く過ごすつもりです。

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ランチはパンのプレートで   Canon Camera SERENAR 3.5/50(Collapsible type)  SONY α7

そんなワケでお家に帰ってからそのパンをプレートに並べてみました。好物のカレーパンは必須アイテムですが、今が旬のソラマメのパンが美味かったなあ。チーズとソラマメって相性いいんだねえ!
それとカツサンドね、これが逸品でしたよ。よくデパ地下なんぞで高価格設定で売られている「〇い泉」のヒレカツサンドなんかよりよっぽど美味いぜ…へえ~地元のパン屋もヤルじゃん、お値段もリーズナブルだし。
あとはサラダと牛乳、日ごろの肉体労働者昼めしからするとずいぶんオサレなフンイキでありますが、まあたまにはこーゆーのもいんでないかい…てなところです。


 
 
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庭風景  竹ボウキと小ギク


朝起きて庭をプラプラしていたら目玉が落ちていました
ゲゲっ!いったいナニ?
と思ってよ~く見たら
落ちた梅の実にテントウ虫が…

 

落ち梅にテントウ虫






竹ボウキはときどき使うので壁に立てかけてあるのですが
すき間から小ギクが生えて花まで咲かせているじゃありませんか
そ~っと外して使うしかないかなあ
それにしてもたくましい植物の生命力

 

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竹ボウキと小ギク   TT Artisan 1.4/35 C  SONY NEX-7

 
 
 
 
 
 

ザ・チャーシュー

叉焼は自家製に限るよ

久しぶりに叉焼を作りました。ときどきムショーに食べたくなっちゃうんですよねぇ自家製叉焼
今回は全部バラ肉で作りましたけれど、用途によってはモモ肉であったり肩ロースにしたり…と豚肉の部位によってかなりお味とその印象が変わるところも面白いものです。
とにかく美味いラーメンのために!と云うモクテキがありましたので迷わずバラ肉をチョイス、タコ糸でぐるぐる巻きにして醤油ダレに漬け込むこと三日間、あとはコンベクションオーヴンでじっくり焼きあげるだけです。
お料理としては比較的に大雑把な部類でしょうね、けれども出来上がって食してみれば意外に繊細な一面もあることに気づくものでして、そこがまた何度も作ってみたくなるひと品であります。

自家製叉焼   Nippon Kogaku NIKKOR-S Auto 2/50  SONY α7

キッチンには素晴らしい香りが立ち込め、完成の祝杯を一刻も早く挙げたい!といった欲望渦巻く夕刻であります。しかしアセってテをつけてしまってはこれまでの努力が水の泡、ここは泰然とその時を待ち素晴らしい色ツヤとなってメの前に現れることを楽しむべきでしょう。
たとえ狂おしいほどの情念が湧きあがったとしても平静を装ってその煩悩を抑制しなくてはなりません、せっかくヲンナをベッドに誘うことに成功したのですからアトはジェントルな振る舞いでお願いします~といったところですな。
それにしても叉焼に巻き付けられたタコ糸をほどく行為仕草ってヒモパンの…って脱線だよ!元へ。

出来たての叉焼をスライスして皿盛に…

本来の美味しさは焼きたてよりも少しだけ時間を置いた方がよりよく引き出されるものですが、調理努力とその完成のご褒美としていつも焼きたては少しだけスライスしていただくことにしています。あぁ美味い、今回も上手くいったようです…これぞ叉焼、やっぱり自家製に限るよ、ザ・チャーシューと呼ぶべき完成度だぜ!とジコマンの世界に浸るも自由であります。
さて、いよいよ極上ラーメンの下準備が出来ました。スーパーに行っていつもの中華そば生麺を買い求め、アレとソレも一緒に…とユメは膨らむのであります。

 
 
 
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庭風景  有閑ケロ助の午後


いいよなあオマエは…
そうして涼しくなるまで木陰で過ごして夕方からご出勤かい
よく考えてもみれば水商売だよなあ
まあボクの知らないご苦労もあるんでしょうけれど

 

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庭風景 有閑ケロ助の午後   KONICA HEXANON 1.4/57  SONY α7

 
 
 
 
 
 

稲庭饂飩

シブいね~チクワと柚子皮

うどんも全国各地にいろいろ種類がありますね。不肖エロおやぢもそのほとんどは網羅できているとは思いますが、やはり少量生産のものなどなかなかに食すチャンスも少なくて、ちょいとばかり気になっている饂飩もあります。
ただこれまで食したものはそれぞれの地方の特産品と組み合わせれば優劣などはつけようもなく、どの饂飩も美味しくいただきました。そんな中でもやはり日常的に準備しておきたくなるものがいくつかありましてね、この「稲庭饂飩」もそのひとつであります。

稲庭饂飩乾麺そしてチクワ&柚子皮

ナニを隠そう、ボクはこの稲庭饂飩が好物でありまして、死ぬ前にひとつだけ饂飩を選べと訊かれたならば迷わず「稲庭でおねげーしやす…」と答えるはずのものであります。
一般テキな饂飩に比べるとかなり細目、柔らかいのに弾力とハリのある食感、ツルリと滑らかな喉ごし、豊かな小麦の風味…あぁ饂飩に要求されるスペックがフル装備なんだよなあ。

チクワと柚子の稲庭饂飩   TT Artisan 1.4/35 C  SONY NEX-7

そんな「稲庭饂飩」をシンプルなスタイルで食してみました。いや、コレがイチバンだと申し上げているのではありませんからね、たまたま冷蔵庫にあったチクワと保存してあった最後の柚子…なんだかヨサゲ~なんて思いつきでやっただけのことであります。
それにしてもシブいね~チクワと柚子皮… 稲庭饂飩の美味しさの引き立て役になっているだけの存在であります。ええ、これでいいんです、本当に美味しい。
この乾麺はとてもデキがよいのでまた買い求めておきましょうか。そして梅雨のムシムシするころに温かい " 梅うどん " という爽やかなひと品で再び稲庭饂飩の美味しさを堪能しましょう。メーカーさんなどはその時にご紹介しますから。


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庭風景  楓の木陰


楓の葉はその新緑を展開すると同時に赤い花芽を出現させます
よく見ると小さな花が咲いておりまして
間もなく赤紫の可愛らしいブーメランが形成されるのです
涼しい木陰に小さな花
初夏のワンシーンであります

 

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庭風景 楓の木陰   Nikon Ai-S Micro-NIKKOR 4/105  SONY α7