コンビニなのでこうしたカップ麺よりもどちらかと云えばお弁当やお惣菜にチカラを入れているのはドコも一緒なのではあるが、セイコーマートさんで販売されているテイクアウトの“ソース焼そば”が¥100に値下げされているのは不況の実感を募らせるばかりだ。
ホームページを覗くと店内の各コーナーの新製品を知るコトができるが、大手流通チェーンに対抗して価格設定を見直したモノが多くなっているのには少し驚いてしまうのね。
同社では従来北海道への出店がなかったファミリーマートとの提携をさらに強化しているようで、ファミマの親会社である伊藤忠商事の手腕も試されるというワケだ。
こうした低価格のオリジナル商品も今後増加してゆくのだろうし、過密状態になっている国内のコンビニは銀行や製薬会社並に統合合併あるいは提携強化によってその逃げ道を探っているようにも感じるのだ。
フツーに美味しいカップ麺がスーパー以外で24時間いつでも安くテに入る便利さを、エコロジーや資源の有効活用とどう結び付けてゆくのか…多くの日本人はもう一度考え直さなければならない時期に来ている。