柴又丸仁『松味楽』


“お江戸下町ぶらり歩き”などと書くとイカにも素朴で楚々とした散歩を想像するが、その実像はグルメ欲望ギンギンの喰いまくりヨダレたらし買い食い立ち飲み甘味処ハシゴ移動デパ地下突入試食持ち帰り惣菜酒肴目移り結局両手塞がりヘロヘロホテル到着といった具合だったのだな、ボクの場合。
で、その柴又帝釈天前の参道商店街の中にある佃煮屋さんで見つけた美味そうな一品がコレだったのである。
そうアノ有名な“錦松梅”とほぼ同様のスペックを持つ商品がソコにもあったのね。
初めてその錦松梅を食したのは小学生のコロであっただろうか、当家ではそんな高級品を購入できる月次予算などあるハズもなく、今は亡き父君のお勤めカンケーからの貢物であったに違いないのだが、ご丁寧な包みを開けると杉板の香りに包まれたイカにもウマそーなものが出てきて、ゴハンに乗せて食せばそれはもう…♪の世界だったのである。
その後、父君のご昇進に従って小判型の杉板容器から有田焼の器にうやうやしく入れられた錦松梅に年々変わってゆくのであるが、なにせガキのころであるからして世の中とはそうしたゲンキンなものであるという認識は全くなく、ただ美味いものにありつけるというヨロコビだけがクローズアップされていたのである。ナニを隠そうその有田焼の容器は当家で未だに佃煮などの容れ物として大切に継続使用されているシロモノなのだな。
この“松味楽”は松の実や松前昆布といったハイクラス食材は使用されていないがその製法や食味などに似通った部分が多く、また下町のお惣菜テキ廉価版として日常の食卓には申し分のない美味しさがある。
ばっくり朝ゴハンには、コレにあとは漬物の一つ二つでもあれば充分なのね。


柴又丸仁
http://www.shibamata-marujin.co.jp/







今朝の富士山

2009.03.05. 07:07 @Mannohara,Fujinomiya-City









う〜様
こんバンわ〜っ!
男前豆腐とか出てますけど、コレはそんなに高くないんですよ…。その割に、というよりもっともっと濃厚まったりで満足しました。
小海老の入った葛あんなどをかけて食べるのもステキな料理になりそうですo(^-^)o
あ…酒、ボク飲んでませんから(笑)
なんか家人が用意してあった“搾りたて原酒”みたいなヤツです。興味がないもんで…(爆)



元ルーさん
おばんです〜っ!
やっぱり札幌は都会ですね…うまいもの市大好きですー\(o^∀^o)/ 今日の日記に書くか迷ったんですが、江戸の下町ではムカシから江戸川などで獲れる小魚や小海老の佃煮が盛んに消費されていたんですよね。柴又丸仁さんでもそんな伝統食がたくさん並んでいました。
ルノー静岡南も今日たまたま行ったのですが、営業所と整備工場を統合してシトロエンやシボレーのショウルームと合体させているところでした。
厳しい世の中になりましたね…(;´Д`)ノ



ムー吉どん
オはようゴざいます〜っ!
あまりに美しいオシリで「プラスチックのパックを逆さにしただけだろ〜」みたいな(笑) 充填豆腐の哀愁でやんす…
美味しい豆腐なんですけどね、でも北陸は湯葉などの伝統食文化がちゃんとしてるからなぁノ(´д`*)
アレっ!福井にも“男前豆腐”売ってたんだぁ(爆)