火曜特売の刺身盛合せで『三色海鮮丼』


病院帰りにたい焼きでも買おうかと行ったスーパーは思いのほか混み合っていた。自力再建が不能となったこのスーパーは県中部の大手チェーンが救いのテを差し延べ、イナカ臭いゴミゴミした売り場からちょっとは明るく買いやすいフロアに改装されたコトに加え、昨日は恒例の火曜特売だったからのようだ。
レトルトカレーなどの定例チェックを済ませ、足を向けるのはやはり鮮魚のコーナーだ。地域性もあるのか一本モノの魚は少なく切り身が中心だが刺身の盛り合わせはナカナカの品揃えである。昨日はその中から格安の三点盛を掘り出してはニマニマとレジで清算をすることになった。


お刺身の盛り合わせなのでそのまま食して充分楽しめるがせっかくの彩である、ドンブリもので消化してしまった方が酒の消費量も少なくて済む…という姑息な打算があったのもジジツなのだ。
キハダマグロの赤身にカンパチの白さが美しい。サーモンも脂がのっていてオレンジ色の輝きで魅了してくる。久しぶりのビールを飲みながらドンブリに盛り付けを始めるが、ツマミ喰いのヨクボーを堪えるのはけっこータイヘンなのよ。刻み海苔や胡瓜などと云った賑やかしを加えるコトも一瞬脳裏をよぎったものの、大好物のカンパチもあることだし…とストレート勝負をするのだな。
丼に盛り切れなかった刺身は「お先に肴にしてシツレーしました」で、アトはワッシワッシとチカラ強く頬張り喰らうのである。
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四月に房総へアソビに行ったトキに友人がプレゼントしてくれたビールは、その後の体調不良のために大切に冷蔵保管されていた。
もうそろそろカラダ的には飲んでもいいかなとは思っていたがせっかくの地ビールである、上等な肴の登場に合わせて開けようかと心にキメていたのだ。ホントはイワシやハマグリなど九十九里あたりの海産物と一緒に飲ってみたかったと云うのが正直なトコロではあるがコレでも不足はない。
柔らかな風味と控えめなビターが魚の旨みを上手に包み流してくれる。あ〜美味しい♪香りも品がいいし…
あと二本あるビンはいづれも違った醸造方法のモノなので、またベツの肴を手配する楽しい悩みも…


有限会社 農業法人 安房麦酒
http://beer.awa.or.jp/











今朝の富士山
ボ〜っと柔らかな色のカスミに包まれていました

2009.05.27. 04:38 @Mannohara, Fujinomiya-City