特売のお刺身はいちおー『舟盛り』風だった

留守番役に甘んじたヒトもいたようだが神戸の友人たちは南淡路の沼島という所に今が旬の“鱧”を食べに行ったらしい。
無闇に対抗意識を燃やしてもムダなのは解っていたし、このところ比較テキ多かった肉料理の反動もあってかフツーのお刺身が食べたくてスーパーに出向いた昨日なのだ。

普段はこんなハデな盛り合わせなど置いてはいない質実なスーパーでも“父の日”とやらのイベントでは、やはり「いつもとはちょっと違うもんね」というメッセージを送りたかったのか、舟盛り(風)お造りを威勢よく特売していた。
「よくこんなパッケージがあるもんだなぁ…」と笑わせてくれるトレーは全長約40cmもある大きなモノで、キレイに並べられた切り身を崩さぬようカゴに入れるにも神経を払わなければならない。
しかしビンとろ・タチウオ・ハマチに旬のトロかつをとアジが舟型容器に盛りつけられたセットが¥880とはかなりなお買い得で、切り身も大きくズシリと重たいところがまた嬉しいのである。
やはり地魚のカツヲとアジは脂のノリもサイコーっ♪で抜群の美味しさ、この二品だけでも価値のあるお刺身セットはシメのご飯が不要になってしまうボリュームにすっかり満腹で「当分刺身はいいや…」なのである。