イワシの梅生姜煮

旬はこれから

あぁ煮魚が食べたいなあ…ふと思うことがあります。若いころは見向きもしなかった煮魚ね、決してキライだったわけではないけれど、やっぱりサカナよりニクだよなあ…てなもんでした。
ところがここに来て俄然 " 煮魚株 " が上昇しております。技術や経験が必要で難しいものだと思い込んでいた煮魚料理も、やってみれば「ベツにどーってことないじゃん」みたいな存在であることが判り、廉売している真鯛のお頭つきアラや旬のブリ、カレイやメバル・ソイ・カサゴといった底物、アジなどの回遊性青魚を買い求めては煮魚にして舌鼓を…といったシーンがよく登場するようになるわけです。

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イワシの梅生姜煮   OLYMPUS OM-SYSTEM G.ZUIKO AUTO-S 1.4/50  SONY α7

先日いつもの哀愁のイナカ町スーパー鮮魚コーナーで見つけた千葉県県産真イワシがあまりに新鮮でしてね、めっちゃ脂乗りもヨサゲで旬にはちょっと早いけれどエイヤとカゴに入れてしまいました。
天ぷらやフライ、お刺身やなめろうにして…というテもありますが、ここはやっぱり煮魚です。お買い物をしている時から「生姜を利かせた梅煮でキマリだぜい!」と意気込んでおりましてね、早速帰宅後調理開始であります。
エロおやぢの味付けはゴハンのオカズに向いた家庭テキなものではなく、料理屋さん風の濃くて甘辛いものにすることが多いのは酒の肴であること主眼にしているからなのでしてね、見た目からしてディープなフンイキを漂わせます。都合の宜しいことに地元産の採りたて菜の花が青果コーナーにありましてね、ササッと湯がいてはイワシに添えることにしました。
いや~美味過ぎてヤバヤバでやんす。秋から冬にかけてと初夏から入梅にかけてがイワシの旬でちょうど端境期の早春ではありますけれど、鮮度が良ければ結構なものであります。初めは徳利と盃でチビチビ飲っていた日本酒ですが、後半戦はコップ酒で下品にキメるエロおやぢでありました。
 
 
 
 
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如月庭風景  梅満開


先週は前半が寒波で足が止まっていた梅の開花
後半になって気温も緩みイッキに満開のエネルギーを発散しております
あぁいい香り…
間もなく弥生

如月庭風景 梅満開    Nippon Kogaku NIKKOR-S Auto 2.8/35   SONY α7