野菜カレーとサラダ蕎麦

日蝕の観測に期待がかかった今日だが、本州各地ではどうやら絶望テキなようだ。明けそうで明けない梅雨空がちょっとウラメシくもある。

昨日も曇天で時折小雨もシトシト降ってくるつまらない一日には涼しいならまだガマンも出来ようものの、こう蒸し暑いとエアコンのお世話にならなければ鬱積したものがバクハツしてしまいそーなのである。
お役所に書類などを提出したついでに実家に立ち寄り玄関を開けるとカレーの匂いがした。「あまりに蒸し暑いので丁度今エアコンをつけたところなのよ」と言って母君は昼食にカレーを勧めてくれた。菜園で採れた万願寺唐辛子やパプリカなどをたっぷり入れた野菜カレーは具に肉を入れていないもので、既製品のルウとはいえ夏らしいサワヤカな風味に満ちている。
このところレトルト製品ばかり食しているので目先の新鮮さはあるものの、やはり家庭の手づくりカレーの美味しさをあらためて感じた昨日のランチなのであった。
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いただきモノの手打ち蕎麦はちょっと多過ぎるかなぁと思いつつ茹でて食したがやはり残してしまった。山梨県のドコゾの蕎麦は田舎蕎麦らしく乱切りされていて香りもよく非常に美味しいので、冷蔵庫にしまって翌日また食すことにした。

蕎麦は“三たて”といって挽きたて・打ちたて・茹でたてが肝心なのであり、最終工程の茹であげまで行ってしまったモノはフツーに食すには少し辛いものがある。こんな時にこそ…というテの“サラダ仕立て”をジッコーするチャンスなのだ。
オリーブオイルと黒胡椒で味を調えた蕎麦をグリーンサラダの上に盛り、マヨネーズと梅肉タタキで食してみた。う〜ん、マズくはないがそんなに特別美味しいものでもないのよ…
やっぱり蕎麦はダシつゆとワサビで食すのがイチバンなのだな。








庭の柚子
随分大きくなりました
[:W280]
Afternoon, July 20. 2009.