チマタでは丼モノの“つゆだく”仕様が流行らしいが、あれはだらしない料理人の作った料理をいーかげんなヤローが喜んで喰った話をバカ芸能人がさも美味いような風に広めてしまっただけのことであって、いくら酒に溺れていてもそーゆー単純な脳ミソは持ち合わせていないエロおやぢにはカンケーのない話だ。
しかしその“つゆだく”というフレーズは人々のココロに深く焼きついてしまったらしく、とうとう納豆にまでそうしたスペックが採用されてしまったのには参ったちゃんなのだな。
(まあどうせそんなもんでしょ…)みたいにたいした期待は持たなかったものの、相手が納豆なのでいちおーお試ししてみることにした。
開封するとデカいパックがど〜んと納豆と容器を仕切るセパレータの上に乗っかっていて(おや、これはまるでコンビニ弁当のソバツユパックみたいじゃん!)なのである。比較のために上に置いてみたのはレギュラーサイズの納豆タレで、こうしてあらためて見てもその“つゆだく”実現のための準備にヌカリはないようだ。オカゲでたいていは添付されているカラシのパックは省かれているのがなんとも寂しいカンジもするのよね。
まっとうな評価も必要だろうといちおー最初はゴハンに乗せて喰ってみた。甘くシャビなタレが納豆のネバリを打ち消し、ずるずるザバザバとゴハンが啜れるような感覚だ。
この小杉食品さんの納豆は何度か食していてその美味しさは承知している。こうしたおちびさん(小粒納豆)もマジメに作られた商品なので納豆そのものはふっくらと美味しいものであるが、なんだかちょっとツユに喰わされちゃってるなあ…みたいに残念な感じも否めない。
う〜む、やっぱりゴハンとタッグを組ませるならごくフツーのスタイルがいいなあ。同社のホームページではあの亀田三兄弟もお気に入りなんて書いてあったけどボクシングには興味はないし、ソレが理由での購入動機にはならないのよ。
ただその“ずるずるザバザバ”という感覚にヒントを得て(コレは納豆そばにいんでないかい)とヒラメキ色めくエロおやぢなのだな。さっそくジッコーしてみた。
けっして暖かではないけれど寒くもない季節になってきたので久しぶりに冷しぶっかけ蕎麦にしてみた。大根おろしそして鰹節&刻み海苔という、まあ言ってみれば常套手段以外は使っていないけれども、コレがけっこーイケました…ってことなのである。
シャビなタレでズルズルになってしまった納豆がちょうどトロロのような感じで蕎麦に絡みつく。そして大根おろしが粘るようにシツコく貼りついてくる納豆の怨念をサラリと洗い流し(もうじきサワヤカな季節がやってくるぞ〜♪)みたいな期待を膨らませてくれるのだ。いいねえ。
まあワザワザこれを買ってこなくてもフツーの納豆に蕎麦つゆなど多めに入れれば同じものは出来上がるのでしょうけど、そんなメンドなことはしたくないもんね…という御方にはズバリの商品かな。
◆都納豆(株式会社小杉食品)
http://www.miyakonattou.com/
おぉ、とろける紅茶ね…
これでシゴト疲れはしていても待ち時間が辛くないか
それにしても日が長くなりましたねえ
5:44PM, April 10. 2012.こんばんわ〜!
おっ!早速買ってきましたね w(^o^)w
どうです、美味しかったでしょ…サスガにフォションの製品ですね〜♪ 上品な甘みと香りなのになぜかしっかり印象深いお味、これならパンチのベースにしたりサングリアにも使えるかも知れませんね!
今日の帰り路ではかなりの数のピンクの花びらが路上に… なんだか侘しい気もしましたが、これも季節の移ろいのワンシーン。
散りゆく桜に寂寥感を見出すのは古来からのニッポン人の繊細な感情でしょうか、なかなかにいいものだと近年やっと思えるようになりました。