ポークスペアリブのロースト

テマヒマは漬け込みだけ

頻繁ではありませんが時折ムショーに食してみたくなる『ポークスペアリブのロースト』です。
先日肉屋さんの店頭ショウケースにリッパなポークスペアリブが並んでおりまして(そういえばしばらくいただいていないなあ…)と早速お願いしてしまいました。量り売りなのでトレイに乗っているものを「全部下さい」と計っていただきましたが1kgちょっと…おぉ~ちょうどいい量じゃありませんか。

骨付豚肉漬込完了之図

出来上がる料理はボリュームもあって、パーティーなどにはピッタリのちょっとハッタリも効いたヴィジュアルになります。しかし調理工程や盛りつけはさほどのテマヒマはかかりません、その漬け込みだけに少し工夫が必要となるだけです。
調味液を作ったら厚手のビニール袋にポークスペアリブと共に入れ、その中で大好きなモミモミをしてやりますが、24~36時間ほど漬け込みますので、全体にムラなく調味液がシミ込むようにビニール袋から慎重に空気抜きをする必要があります。そして骨付き肉なのでカットされた鋭利な骨の先端で袋に穴が開いてしまうこともありますからビニール袋は二重にすることをお勧めします。

あとはオーヴンでロースト

あとは気が付いたときに追加モミモミをすること数度、メンドくさければ途中で一度か二度袋の上下をひっくり返しておくだけでも効果はあります。
さて所定の漬け込み時間が経過したら(食べようと思う時刻から逆算して仕込みを開始しましょう)240℃に予熱したコンベクションオーヴンに突っ込むだけです。タイマーのセットをお忘れなく、小さめのリブなら18分くらい、今回のように大ぶりなリブならば20~24分くらいでしょう。

ポークスペアリブのロースト   MINOLTA AUTO ROKKOR-PF 1.8/55  SONY α7

毎度レシピを変えてはいろいろと実験まがいのことはしておりますが、キホンは焼き肉のタレとトマトケチャップを同量…という調味液です。季節や状況に応じブラックペッパーガリガリを多めにしたり、アプリコットジャムを加えたりします。今回はレモン果汁を搾って加えてみました。
予想通りかな~りサッパリとした仕上がりとなりまして、まずまずの成功だったかなあと思います。あぁ美味いなあ、ビールがサイコーに合うぜ!

DANCING FLAME MERLOT

まあ最後までビールですとハラがパンパンになってしまいますのでそれはスターター程度にしておきます。今回スイッチしたのは赤ワインですが、この料理なら白ワインやそのスパークリング系でも素晴らしいひとときを過ごすことが出来るでしょう。

ところでこのワイン、いつも行く哀愁のイナカ町スーパーのワンコインワイン…ではなく、なんとワゴンセールでサンキュッパですよ、サンキュッパ! まあハズレてもそれほどショックは受けない価格ですからいいかな…程度でカゴに入れてきました。
なかなかステキなラベルデザインは火山の炎が躍るイラスト…つまり DANCING FLAME ですね、ただキャップやラベルにLFEのロゴ…つまり Luis Felipe Edwards があるってことはちょっと期待していいかも、とフクザツな気持ちが交錯する晩酌セカンドステージ。

いや~驚きです。深いものはありませんが、LFEの血統をしっかり受け継いでいるアロマ。やや軽やか傾向のミディアムボディーで余韻もまずまず、なんてったってサンキュッパですから文句なんてありません。あぁ、まだあのワゴンにこいつは残っているだろうか…明日は買占めに走ろう。


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雨の庭風景 クリスマスローズ


花期が長いクリスマスローズです
満開になってからずいぶん経ちましたが
相変わらずうつむいた姿でその花を咲かせております
花冷えの如月
雨の朝


クリスマスローズ   Nikon Ai AF MICRO NIKKOR 2.8/60  SONY α7





撮影した画像の拡大ピントチェックをしていて驚きました
花弁の先端に雨の雫がついているのですが
まるで美しい惑星のような球体になっているじゃありませんか
わくわくしながらピクセル等倍でクロップ&キャプチャー


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