■ 気付けば " 土用の丑 "
すっかり失念しておりました " 土用の丑 "、新聞の朝刊折込チラシは哀愁のイナカ町スーパーがキアイを入れてアピールしている鰻蒲焼のフォトに溢れ返っているではありませんか。
そうか…まだまだ先の事かと思っていたけれど、よく考えてもみればもうその日なんだよね…へらへらとテキトーに生きているので月日が経つのが早いのですな。決して誰かさんみたいにボ~っと生きてはおりませんが、気付けば " 土用の丑 "ってのは少なからず迂闊であります。
そんなワケでこの日は元々「タンドリーチキン&キーマカレー&ナ~ン」というインド料理の祭典にするヨテーだったのですが、急遽変更して『うな重』をいただくことにしました。
予てよりの計画ではその土用丑近辺で例のお気に入り鰻屋さんからテイクアウトする「うなぎ弁当」(ほぼ『うな重』に近い)にするつもりでしたので早速予約の電話をしてみました。ところがですねえ「うなぎ弁当」の予約は今月末までいっぱいで現在は承っておりません…と云うツレナイお返事。う~むスゴい人気じゃないか。因みにお店での飲食もお盆過ぎまで予約はアウトらしいですよ、ダメだこりゃ。
お~っし、かくなる上はチラシのスーパーに買いに行き、テメーで『うな重』を作っちまおうじゃないか!となるわけです。な~に、肝心の鰻蒲焼さえ良質なものをテに入れられれば問題はナッシング、急げ!時間はないぞ!の午後であります。シゴトが武漢肺炎による休工となっていたことはラーッキーだった気がします…って、オマエはホントに極楽トンボだよなあ。
庶民派スーパーもこの時とばかりに駐車場の一部に特設売り場を設置し、国産高級鰻をサラマンダーで焼きながらの販売攻勢を仕掛けておりました。いつも販売されている安価なPRC産ウナギは見当たりません、食味はもとより安全性は国内産がやっぱり安心出来ますし、何よりこの不況の時に国内の産業を応援できるところがいいのです。そして地元である浜名湖の鰻蒲焼は鹿児島県産よりも¥300高価でありましたが、どうせならってことで地元贔屓に走ります。
帰宅して新たにゴハンを炊き、串打ち蒲焼にされた浜名湖産鰻を蒸籠で蒸しあげます。軽くオーブンで表面を焼きなおしタレを再びかけて完成。おぉ~待ちに待った『うな重』だぜい!
もちろん極上の美味しさ、いや~満足であります。
そのスーパーでちょっと変わったケーキを見つけましてね、なんと商品名が『まるでスイカなケーキ』ですよ。ちょっと「artなfoodsのDiary」に似た語感がありましてとても親近感を覚えるわけです。
お味ですか?う~ん、まあまあかな…抹茶とココアのスポンジで皮、ラズベリーのジュレが果肉、ホイップクリームで皮と身の間の白い部分、タネはチョコチップ…てな感じでヴィジュアル優先のケーキです。
あぁ慌ただしい土用丑の『うな重』でありましたが、付け焼刃みたいな行動のワリにイケてる食事だったと思います。まあ件のお店での飲食は少し落ち着いてからゆっくりと…てなところですな。
■ 庭風景 一年生のケロ助
先日見つけた個体かも知れませんが体長1.5cmほどの小さなケロ助が楓の幹で活動しておりました
今年生まれた一年生ですね…かわいらしい
雨に濡れる楓の幹でナニかを狙って静止と移動を繰り返しています
野鳥などの天敵に気を付けてね~