目に青葉…でもカツヲ抜きな『お刺身盛り合せ』

「目に青葉 山不如帰 初鰹」という俳句は誰でもご存知のもの、この時節ともなれば無意識にクチから出てしまう一節でもある。江戸中期に活躍した俳人・山口素堂による作品だけど、江戸っ子はその初鰹を喰うために女房まで質種にしようとするくらい固執していたそうな。

サラリと脂のりの浅い初鰹は、マグロのトロが下品だと嫌われ赤身が珍重された江戸期に於いてはまさにジャストな海の幸なのである。さっぱりとしていながら奥深いところに旨味を秘めている鰹の身肉はおろし生姜やネギといった薬味がよく合っているし、この季節の爽やかさを一段とプッシュしてくれるのよね。
一般テキには“鰹のタタキ”が好まれるけれど、鰹好きなツウはタタキにせずフツーの切り身を好んで食すらしい。まあボクはドッチも好きだから特にリクエストはしませんけど、魚屋の店頭で初鰹を見つければいづれでも構わず購入意欲を漲らせることとなるのだ。
さて今回店頭にあった『お刺身盛り合せ』は鰹入りと鰹無しの二種類があって非常に迷った。なんだよ、そんなに好きだったら迷わず鰹入りにすればいいじゃん…なんだけど、鰹無しのほうにはこれまた好物のタチウオが入っているのであって(因みに鰹入りの方はサーモンだった)究極の選択をしなければならないのだな。


Nikon  NIKKOR-S・C Auto 1.4/50  @ SONY α7

まあ鰹はまた別の日にオンリーでたっぷりと食すことと決心して、選んだのは本マグロ赤身+天然真鯛+メダイ+イカ+タチウオのセットである。これに本マグロの中トロ単品をオプションで加え晩酌の準備は完了なのだな。いやいや、美味いに決まってるでしょ…ちょ〜満足です。
それで当然のことながら宿題も残っちまったのね、初鰹。今年は不漁ってことでお値段も高めだけど、早く喰わないと“初…”じゃなくなってしまうよ!




クリック↓↓↓で応援をお願いします






庭のスズラン群生
今年もバッチリです
いい香りも漂ってきます
年々テリトリーを拡大してますけど



Nikon  NIKKOR-Q・C Auto 4/200  @ SONY α7


こうして超ローアングルの撮影も出来るのがAFコンデジのいいところ
ただねぇレンズ先端から数センチの距離だと
思ったポイントにピンが来るとは限らなくてさ


PENTAX  MX-1


今朝の富士山
夜が明けたら澄んだ大気になっていました


KONICA  Zoom-HEXANON AR 4/70-150  @ SONY α7






う〜様
おはようございます!
そりゃあ美味かったでしょ…カツヲはなんてったってアイドル…じゃなくて鮮度だもんね!旅の楽しみってそうした一期一会にあるんですよねえ、いい体験をされました。
ボクも御前崎の海でゴムボート浮かべて独りで寝ていたら漁船が来て「一緒にメシ喰うか?」と誘われたことがありました。図々しく乗り込んでごちそうになりましたけどね、獲りたての魚にビールまで!
そして何故か鶏の唐揚げも(´▽`*)アハハ まだ20代前半のころの話です。