(205)ペヤング 「イカしたやきそば」

老舗に立ち向かう新興勢力

カップ焼そば版「イカ焼そば」の先駆けはエースコックさんの「スーパーカップ 大盛りいか焼そば」であって、発売以来30年にも亘って人気を保っているロングラン商品であるが、ここにきてようやく”まるか食品”さんもソース味の標準型イカ焼そばをリリースしてきた。これまでもイカを使用したカップ焼そばを何種類か発売してきたけれど、どれもヘンタイ系のもので線香花火みたいにパッと咲いてパッと散っていった。
解かってはいたけれど、やっぱりごくフツーのお味なのであって(ペヤング・ソースやきそばだから美味しいんですけど)奇を衒ったものではない。しかしスタンダードなそのお味とはウラハラにパッケージデザインはとてもわざとらしくてインチキ臭くていかがわしさに満ちたものなのね。どーゆースタンスでこいつを売ろうとしているのか全く理解できない。老舗に立ち向かう新興勢力としては甚だ心許ないのだ。
ん~じゃあ何でオマエはコレを買ったんだい?と問われれば「まあ類は友を呼ぶってゆうじゃないですか」と答えるしかない。つまり外見からしてアヤシ気な中高年エロおやぢですからね、頭のナカミもそれ相応ってことですよ。で、ついカゴに入れてしまうのですな。
イカの名産地と云えば北海道函館や佐賀の呼子が有名だけども、静岡の西伊豆エリアも昔からイカ漁が盛んで、またそれを使った地元料理も発達している。この駄文日記では過去に「夕陽の町に奴らは潜んでいるのだ 西伊豆町堂ヶ島『海賊焼』」なんて大袈裟なタイトルで紹介してますけどね、確かにアイデアとお味は抜群でした。
そして未だに食していない近年の名物として西伊豆・仁科漁港の漁協食堂で提供している『イカさま丼』というものがあって、生イカそうめんと沖ヅケのイカ切身が二色トッピングされているという品だ。

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SIGMA  A013 2.8/30 DN  @ SONY NEX-7

何年か前にソコに行った際に食すチャンスはあったんですけどね、前夜は民宿ペンションで近海魚の船盛りやら地魚フレンチなどの海鮮三昧しちゃってたなんて経緯があったので見送ってしまったのよ。西伊豆ならいつでも喰いに行けるし…なんて油断もあってパスしたものの、アレからいったい何年経つんですか。そんなことをボケ~っと考えながらペヤングイカしたやきそば」を肴にビールをグビリと飲る出張先宿舎なのである。


ペヤングまるか食品株式会社)
http://www.peyoung.co.jp/




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雨の朝


雨ですよ
けっこー降ってます
ホントにシゴトやるんですか?
ボクは労働意欲が全く湧いてきません



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