豚ロースのニンニク醤油焼

■ 神無月の庭風景　　アネモネの午後

朝夕の涼しさにほっとしているのも束の間で
日中はまだまだ暑さを感ずることの多い神無月であります
それでも午後の眩しい光の中でその白さが際立つアネモネさん
よ～く観察すると花弁のエッジに綿毛のようなものがあることを発見した今年です

■ 豚ロースのニンニク醤油焼

漬け込み24h.でしっとり柔らか

生姜焼きに適した厚みの豚ロースのスライスは、すりおろしたニンニクやタマネギと一緒に漬けダレにひと晩寝かせておくと非常に美味しいものとなります。
タマネギには肉のタンパク質を分解する酵素（プロテアーゼ）が含まれていますし、すりおろすことによってその成分が溶出しやすくなり短時間でその効果を実感することが出来ます。ニンニクにはその成分はありませんが、香りと旨味で食欲の強力な助っ人となるわけで、この二つを合わせることによって、豚ロースの美味しさを最大限に引き出すことが可能です。

豚ロースのニンニク醤油焼　　　RICOH　RIKENON-P 50mm F2　　SONY α7

お時間が取れなければ30分でも１時間でも構いません、その場合は冷蔵庫などに入れず常温でモミモミうっふぅ～ん♪しておくとヌレヌレ…違うっ！化学反応が促進され早くその効果の恩恵が得られるってものですよ。
焼き過ぎないように手早く返し、ササッと仕上げるのがコツと云えばコツですね、付け合わせのヤサイなど予めお皿にデコレーションしておくのがセオリーです。

あぁ旨いものですね、24h.ホッタラカシにしておくだけで、このしっとり感、柔らかさ…もうズボラとは言わせないぜ、エロおやぢだってヤルときにはヤルんだよ。未知の快楽にその身を委ねるヲンナは…って、だから違うってば！未知の美味しさに脳髄までシビレるヨロコビね、これはフツーの生姜焼にはないステータスですよ、上質なビールでクチをリセットしながら食を進めてゆくのが正しい作法です。
　
　

　
　
　
　