最も手っ取り早い消費手段『みかんジュース』

初冬から出回り始める“みかん”だけに春の便りを耳にするころになればちょっと飽きてきてしまったりもするのだな。

ましてやみかん農家でも近所や知り合いにいたりもすれば、選果してハネものとなった末期のみかんを大量に頂戴してしまうこともよくあるのは産地である静岡県ならではのことかも知れない。
決してイヤになったってわけでもないけれど、もういいかげんいいよね…ってなカンジ、しかし捨てるには忍びない…そんなシチュエイションにズバリの解決方法があった。
そう、そのみかんをジュースにして飲んでしまうことなのだ。テレビ通販で巨乳の外人タレントが早口で説明する高級電動ジューサーなんてものは不要で、そこらの雑貨屋さんで売っているガラス製ジューサー（よくレモン絞りに使うアレ）で上等なのである。みかんは柔らかいからね、チカラの弱い御夫人でもヨユーで搾れちゃうから。
今回はアチコチでいただいたみかんが哀れな状態になりつつあったので、この作戦でイッキに消費する手段に出た。みかんは四種類ほどあって「青島」「ぽんかん」「タンカン」「きよみ」、それぞれのお味の違いを確認したり、テキトーにミックスして楽しんだ。コップ一杯のジュースを作るためにＭサイズのみかんなら3〜4コ必要となるので、相当な量があってもアッと言う間に消えてなくなる。う〜ん、甘くて香りがよくて美味しい！
すっかり搾ってなくなってしまってから、なんだか惜しいようなことをしたなあ…と寂しくなったりしたエロバカおやぢである。

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