まもなく明けるであろう梅雨であるが、まだまだ湿度も高く食欲に影響を与える気温もこれからが本番だ。
ついさっぱりとしたものに走りがちだが、しっかりと明確な味を施した料理は食卓にメリハリを与え、次の皿に箸をすすめる気にさせてくれる。
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一見しょっぱそうに見える色だが、時間の積み重ねによる深みがこの色を生み出している。よく煮込んだ“静岡おでん”と同じで非常に優しい味に仕上がった。
三温糖による一寸だけ甘めの味付け、ってのがポイントだろうか。
生姜のスライスがメインの香辛料だが、左党は唐辛子も加えるとヨロコビも一層のものとなる。
スタミナつけたい派にはタタキにんにくで強烈なアクセント、というテも素晴らしい。
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タマゴと鶏肉で動物性蛋白質は確保できた。あとはバランス的には緑黄色野菜だが、生野菜より加熱したものの方が良いだろう。
栄養価テキには煮びたしなどが最適だろうが、醤油味がかぶるので避けたい。酢の物・・・おっと「胡瓜は生じゃねーかよ」というご意見もあろうが、へへ、そー思うのはトーシロー。
甘酢は加熱してあるので、それに塩もみ胡瓜を浸したものは加熱したものと同様な変化が起きるのだ。
オドロキというべきか、ジツにフシギな食の魔術である。
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書き忘れたコトが一つあった。
フォト右後方の赤いモノ・・・本日当家の菜園にて初収穫された一番ミニトマトである。
皮は少々カタかったが、やはりフレッシュ!他には換え難い恵みがある。
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ポール・ヴァルメラス
ラングドック・ルション産2006 赤LB
ライト・ボディーの赤ワインは久しぶりだ。なで肩の美しいカタチをしたボトルは無色で、このワインのピュアな味わいを象徴しているかのようである。
フルーティーな香りの中に控えめな酸味とタンニン、軽い・・・と表現してしまうのはあまりにも軽率だ。
LBではあるがキメが細かく“穏やかな”風合いを持つワインとするべきだろう。
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ジャスコのフランス・フェアの時に購入した一本だが、コイン三枚で買えるフレンチ・テイスト。ウラレッテルにも書いてあるように、魚介のカルパッチョや鶏肉料理とは相性が抜群のワインである。
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「毎朝花を咲かせ
毎日実を成長させる」
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「ぽつぽつとコスモス
もう秋の準備」
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