バングラディッシュのカレー  

美味しい緑茶は生活に欠かせないものではあるが質のよいものとなるとお値段もソレナリで、なかなか生活レベルに見合ったものを探し当てるのは難しい。
数年前に藤枝のJA大井川「まんさいかん」で見つけた『農家の緑茶』という製品はバランスの良い味と手ごろなお値段で、このところ当家の必須アイテムとなっているが、ソロソロ在庫が少なくなってきたので昨日は藤枝まで買い求めに出かけた。



ベジタブルカレー
カラダにスッと入ってゆくような優しい味
今度はトマトのカレーも食べてみたくなった



このところイタリアンやラーメンが続いていたので、昨日はエスニックな昼食にしようというコトになり藤枝駅前の『ルチ』さんにお邪魔した。
一年以上間が空いていたがお店の前にはバングラディッシュの国旗が掲げられ元気な姿にホッとする。
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ボクは左写真のマトンカレーを注文したが、定番のチキンやキーマをはじめ7種類のカレーが用意されているのでほとんどの方の嗜好に対応できるだろう。
キワモノ的な要素は排除してあり、ごくマジメに作られたバングラディッシュのカレーは非常にナチュラルなテイストでなぜか心落ち着く味なのだ。
近頃はラム肉を使う店が多いが、やっぱりツウはマトンなのよ♪
クセも強く肉質も硬い分だけ料理人のウデが問われるし、何と云っても上手く利用できればあのコクと旨みはホカの肉では手に入れられないからね。



お店に入るとガラス張りの厨房が左手に見える
ココで料理をはじめ飲み物のオーダーまでこなしているのね
窓の外側の装飾がなんともアチラっぽくて興味深い
夜には明かりが燈るのだろうか、ネット状のものは電飾イルミだった





オーダー毎にルティ(バングラディッシュの薄焼きパン)生地を延ばして準備をする
カレーを煮込む間に何度も延ばしては粉打ちを繰り返して手をかけている
見た目以上に大変そうだな〜




専用の鉄板で焼きあげる
かなり厚みのある鉄板は使いこまれて油がすっかり馴染んでいる
何度も返すうちにスバラシイ焼き色が…
ガラスで仕切られているので香りが漂ってこないのがザンネン



コレが店名にもなっているルティだ。
インド料理のナンと似た外観だが、より薄くモッチリとした食感がたまらなく旨い。カレーを包んで食べるのがフツーなのだろうが、ちぎってカレーに落としてはスプーンで食べるのもまた美味しい。
オカワリを追加するか迷うほどいくらでも食べられる感じがする。





食後にチャイが出てきた
ほんのりと自然な甘みと
紅茶のよい香りが溶け合う
香辛料で神経を尖らせている舌が
おとなしく鎮まってゆく





スローなお店…と謳っているようにカレーの味は余計な味がしないホンモノだ。
各種のカレーは甘口・中辛・辛口から選択できるが、ボクの食べたマトンカレー辛口には青唐辛子一本の効き具合が絶妙で、いかにもといったような辛さに踊るような喜びを感じる。


ランチはカレーにルティかプラオ(バングラディッシュのバターライス)が選択できて、サラダとチャイがついてくる。
コレが¥787
ここまでで楽しめるなら非常に得した気分である。
若いコロならこのランチメニューだと2セットはいけただろうな〜。









RUCHI RESTAURANT
バングラディッシュカレー『ルチ
〒426-0034
静岡県藤枝市駅前1-8-22
TEL/FAX : 054-647-3488











ランチ  11:00-15:00
ディナー 17:00-22:00
定休日  火曜日
※駐車場はスグ隣が入口の市営駐車場が便利でしょう
 お店で一時間の駐車チケットをサービスしてくれます















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午後三時の富士山
快晴ですが山頂東側には雲が現れては消えを繰り返しています


AF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm f/4.5-5.6G IF-ED Nikon D40
2007.12.16. 14:44 Fujinomiya-City