フィットチーネ / ヒミツの明太子ソース

土産にいただいた明太子はあまりにごリッパにて恐れ多く、なかなか胃袋に収める決心がつかないでいた。

ゴハンといえばレトルトのカレーか○○○○でいささか飽きがきていたし、某ショップで格安に手に入れたフィットチーネ清里で購入したレタスもあるし…と、たまにはマジメに作りますかとソースからはじめた。
なにチョロいもんさ〜といつものように冷蔵庫からバターとニンニクを取り出し明太子をほぐし始めたが、ちょっと冷蔵庫の片隅に気になるものがあったのね。
そう、以前大失敗した“ウニとアサリのパスタ”を作ったトキの練りウニ瓶詰なのよ。
   ◆◇◆◇◆
パッと閃いたのは「この練りウニを明太子バターソースに混ぜたらどーなる?」というイヤラシイくらいのコテコテ発想なのだが、考えても見ればアンチョビーなどもこのテのバターソースの隠し味…バーニャカウダのソースに至っては完全にメイン化してはいるが…に使うコトはよくある話で失敗の確率は低そうだ。

明太子を合わせたアトでは混ざりが悪そうなので、溶かしバターでガーリックに火が入ったころ先にウニを投入してみた。もちろん人肌くらいまで冷めてからなのよ。
練りウニというのは意外に硬く、なかなか溶けずに少しアセったがホイッパー使用でなんとか逃げ切り。お待ちかねの明太子を合わせて完成だ。
アルデンテに茹で上げたフィットチーネは湯きりをしっかり行い、熱々のうちにこのソースであえてやるのね。
確かに明太バターソースの味なのだが、ジツに懐の深い味わい…コイツは使えるぜ!ってカンジなのである。練りウニちゃんありがとう、企業ヒミツがまたひとつ増えたのねー♪