続・そばかっけ

そばかっけ鍋

前日に引き続き青森の「そばかっけ」をいただきます。
ただ同じ食べ方ではつまらないのでありまして、根菜類や鶏肉などを揃えて鍋仕立てにするのですな。但し送ってくれた知人にも「こうした食し方で間違いはないのか…」と、いちおー確認をとってからジッコーしました。

そばかっけ


しっかりと打った蕎麦なので鍋に入れても思ったよりノビたりずるずるになったりはしません。もちもちとした食感が愉しいばかりでなく、やはり新蕎麦らしい風味がきちんと生きているところが素晴らしいのよね。
あぁ鍋仕立ても美味いなあ!ほっこり温まって…。なによりバランスのとれた栄養価であるところがいいし、蕎麦粉100%であるところが他のヤサイ類との相性の良さにつながっているのだと思います。

そばかっけ鍋   OLYMPUS FTL F.ZUIKO AUTO-S 1.8/50 (M42)  SONY α7

エロおやぢはこうした鍋料理には日本酒とキメておりますが、今回はスペシャルであります。そう!青森の銘酒「田酒」が『そばかっけ』の後を追うように当家に到着したのです!
有難い…ただただ有難い。地の食べ物に地の酒、こんな素晴らしい組み合わせはないでしょう。

田酒

上品なフルーティーさがある…とでも云えばいいのでしょうか、遠目には淡い水墨画のようでありながらジツはしっかりと印象的なタッチで描き切るチカラ強さもあって、いかにも青森のお酒らしい風味だと思います。まったり拡がるのにキレもいい…そんな相反した命題を杜氏の力量がまとめ上げ解決しているようです。

こうしたお料理とお酒はいつものようにがつがつガサガサと食べ進めてはいけないのでしょう。静かに、そっと、ゆっくり味わい、かの地の恵みを確実に受け止めなければならないのです。そしてそれは様々な想いが浮かんでは舞う食卓となるのです。




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庭風景  アネモネの種子苞


アネモネさんはとうとうお終いになりました
花弁をすっかり落とし次世代につなげる種子苞がその先端に形成されております
なかなかにユーモラスな佇まいですな
そして年が明けるころには綿毛となって舞い散ってゆくのです

 
 

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庭風景 アネモネの種子苞   Nippon Kogaku  NIKKOR-Q Auto 3.5/135  @ SONY α7