■ 普段使いにはコレね
以前からいちど食べたいと思っていたものに稲庭饂飩の「かんざし」と云うものがあります。うどんを細く延ばして乾燥させる際に、生地をかける棒の部分がツブレて平たくなってしまうのでカットしてハネた部分ですが、ちょうど三味線のバチのようなカタチ…そして日本髪を結うときの「かんざし」にも似ているのでその名がついたと思われます。
そんな「かんざし」を先日とうとうゲットしました。置いてあるお店は少ないのですが、やっぱりあったちょいハイソ系、頼りになるスーパーです。
厳密に言うと多少の違いはあるのかも知れませんが、エロおやぢの食味感覚ではそこに差異は認められず稲庭饂飩そのもの…当たり前だよな、原料と加工工程が一緒なんだから…なのでありまして、お買い得な価格から即買いの製造副産物なのであります。
さて少し前は記録テキな暑さが続いていたせいか " ザルうどん " にしてその稲庭を食してみようではないか、ということになりまして、相棒には舞茸の天ぷらなんぞをセッセと用意するのであります。
本日の駄文日記のタイトルが稲庭饂飩なので本来ならばフォトはソレにフォーカスすべきなのでありますが、なにせ白いヒモ状のものがザルの上に載っているだけでちっとも画になりませんのですな。シカタありませんので舞茸の天ぷらに焦点を持ってきましたけれど、なんだか締まらないと言いましょうか、いーかげんな性格がモロに出ている日記になっております。
それでもつるつると喉ごしもよく滑らかな稲庭饂飩は極上のお味、小麦の風味も優れた逸品でしてね、不肖エロおやぢの好む三大饂飩の一角を担う名品かと思っております。大好きなんですよ、稲庭饂飩。
商品名となっている「かんざし」部分は、そうした形状の特徴などをレポートすることすら忘れてしまうくらいに気が付かないものとなっておりまして、高価な正規品に全くヒケをとらない普段使いとして強くおススメできる品かと思います。